6.9 Km 27133 2023-04-07
慶尚北道 慶州市 鰕洞工芸村キル33
1988年、個人の所有物の展示から始まった新羅歴史科学館は、遺物の一部のみが残る文化財を復元しながらその制作原理を探求しています。模型を制作して構造や意味を分析し、科学的な保存方法を提示しています。
7.0 Km 3153 2020-04-06
慶尚北道 慶州市 塔洞
+82-54-779-6100
王陵(王の墓)から東南を眺めると、松林が生い茂りその中に小さな石碑を保存するための建物があります。その横にある井戸が蘿井(ナジョン)です。『三国史記』や『三国遺事』にはこの井戸端で新羅の初代王である、朴赫居世が生まれたという伝説があります。紀元前69年のある日、高墟村長の蘇伐公が井戸端で白い馬が横たわっているのをみつけます。不思議に思いその場所へと行くと、馬はおらず代わりに大きな卵がありました。その卵から男の子が生まれ、13歳になった年(紀元前57年)に6部の村長らが彼を王様に選びました。そして、その国の名前を徐羅伐(ソラボル)と名づけます。ここには今でも井戸が残っており、朝鮮時代の純祖王3年(1803年)、初代王について記録した碑(高さ2.25メートル、幅45センチ、厚さ21センチ)もあります。
7.1 Km 17182 2022-08-16
キョンサンブク道キョンジュ市チュンヒョ2ギル44-7
慶州高速ターミナル横の西川橋を渡ると、右手に金庾信将軍のお墓に行く道が現れます。この道は、春になると黄色いレンギョウや桜が満開となり、ドライブコースとして人気を集めます。この場所は、ソンファ山の峰が東に伸びた壮麗な景色を誇る松の森にあり、他の王陵に負けない華やかさを有しています。お墓は、高さ30メートルにも上る大きな円形をしており、周りには24枚の護石と石の欄干が置かれています。また、護石と欄干の間には石が敷き詰められています。護石は十二支神像が刻まれていますが、王陵を護る守護神は普通、鎧を着ているのに対し、このお墓の十二支神像は平服を着て武器を持った様相をしています。体は正面を向いたまま、顔だけ右を注視した姿が変わっていて、武装をしていないせいか、非常に穏やかに見えるのが特徴です。
7.1 Km 16002 2024-02-27
キョンサンブク道キョンジュ市ポブルロ230
慶州(キョンジュ)民俗工芸村は、慶州の吐含山(トハムサン)の麓に藁葺き屋根の家と瓦屋根の家40軒以上の韓国伝統家屋を造成した民俗工芸村です。伝統芸術と工芸技術をもつ職人たちが集まって陶磁器、木材、宝石、韓服、石工芸などを生産、販売していて作り体験も運営しています。村の新羅歴史科学館で新羅時代の遺物を見ることができ、周辺には普門(ポムン)観光団地、仏国寺(プルグクサ)、石窟庵(ソックラム)などがあります。
7.2 Km 22252 2021-05-26
慶尚北道 慶州市 忠孝泉キル66-6
「高句麗(コグリョ)カヌンキル」は、素朴で柔らかな黄土の美しさが感じられる建物で、タコ料理を味わえるお店です。
7.4 Km 23523 2021-06-08
慶尚北道 慶州市 南山1キル 17
この蓮池は文字の書かれた封筒が出てきたことから書出池と呼ばれています。
水量 7,021平方メートル
7.7 Km 29457 2021-08-18
慶尚北道 慶州市 南山循環路816
谷川のふちの岩の上に位置する「鮑石亭址(ポソクチョンジ/面積7,432平方メートル)」は、1963年1月21日に史跡第1号に指定されました。新羅時代に別宮があった場所で、今では、アワビの形をした石造水路だけが残されています。
石溝の形をした曲がりくねったアワビの貝殻に似ていることから、鮑石亭と名付けられました。鮑石亭は63個の石材で組立られており、大きさは幅35センチメートル、深さ平均26センチメートル、長さが10メートルほどになります。南山渓谷から流れる水を鮑石亭に引いて石の亀を通して流れるようにしたと記録にはありますが、現在は残っていません。
新羅の王がよく君臣や貴族を率いて遊びに来た場所で、石溝に沿って流れる水に杯を浮かべ、その杯が自分の前に来る前に詩を作りながら過ごした場所として知られています。
鮑石亭横の南山の鮑石溪谷は、澄んだ渓谷水が流れており、新羅時代から景観の美しい場所として人々に愛されてきました。現在も樹齢数百年になるケヤキやマツ、竹林が立ち並ぶ壮麗な景色が広がります。
8.0 Km 9558 2019-12-05
慶尚北道 慶州市 忠孝西岳キル 154
+82-10-5651-1253
休垣(ヒュウォン)
閑静で端正な慶州西岳洞にある韓屋
慶州(キョンジュ)には千年の都・新羅(シルラ)の姿を後世にそのまま残している集落が多くあります。その中でも武烈王陵や真智王陵、西岳書院などがある西岳洞(ソアクドン)は大変静かな雰囲気を醸し出している場所。
この閑静な集落にある休垣は1970年代に建てられた韓屋で、修復を経て2011年から宿泊施設としてオープンしました。入口の大門から敷地に入ると、韓屋が周囲を囲む中庭があり、そこは大変明るく温かい雰囲気がします。特にこの家屋を購入した当初、中庭の真ん中に植えた木蓮は訪れた多くの人々が感嘆するほど美しいと評判です。木蓮の木を囲むようにある庭は花や盆栽がきれいに置かれ、その脇には昔からある井戸や手押しポンプがあり昔の風情を感じさせます。韓屋の背後には小高い仙桃山(ソンドサン)があり春夏秋冬それぞれ美しい風景が楽しめる場所です。
田舎のよき雰囲気が感じられる美しくきれいな韓屋
オーナーはおよそ築40年が経過した田舎の韓屋を、美しくきれいな韓屋の宿泊施設に生まれ変わらせましたが、その過程で2つの重要なことに気付き、休垣に生かしました。
まず一つ目が韓屋の伝統的な特徴をそのまま生かしリモデリングすること。だからか韓屋の柱や大梁、天井の垂木からこの韓屋が経てきた歳月の長さを感じることができます。また客室は豪華で美しく、中に入るとかすかなよい香りがするよう配慮しています。
二つ目はごちゃごちゃせず、うるさくない空間を作ること。そのためバーベキューのような施設は意図的に作らず、その代わりここに宿泊するお客様が安心感、そして昔ながらの風情を感じされるよう黄土壁を通常の韓屋より厚めに塗りこみました。寝具についても清潔で温かいものを用意するよう配慮しています。
オーナーおすすめのひと味違う慶州旅行コース
休垣のオーナーは慶州の文化財を多くの人にもっと知ってもらうためさまざまな活動を行っています。およそ30年間ずっと慶州に居を構えているから慶州への愛着は相当なものです。文化財を訪ね、写真撮影し、ゆっくり眺めて感じた慶州について宿泊客に語ることもあり、オーナーに慶州おすすめの観光スポットについて尋ねれば、オーナーおすすめの慶州の美しい場所を紹介してもらえます。
中でも休垣の後ろにある桃峯書堂(トボンソダン)へ向う道はオーナーがイチオシの散策コースの一つ。
夜も明けぬ早朝、この桃峯書堂へ上がり村々を眺め、夜明けの霧の合間に見える慶州の神秘な風景を満喫できるのがこの場所。
また、さまざまな仏像や仏塔などの遺跡もあちらこちらにあり、「露天博物館」ともいわれる南山(ナムサン)もおすすめの場所です。
8.2 Km 34842 2022-08-16
キョンサンブク道キョンジュ市ヌンナムギル10-4
「慶州武烈王陵」は、新羅の第29代王・太宗武烈王(金春秋)の陵で、慶州北西部にある仙桃山から南に伸びた丘陵の麓にあります。金春秋は、新羅半ばに即位した初の真骨出身の王で、唐との連合により、百済を併合し、統一のための基盤を整えたものの、統一への夢をかなえることなく、この世を去りました。この陵は、円周114メートル、高さ8.7メートルと比較的大きい墓です。東側に亀趺(石亀の台座)と碑首が残されていますが、武烈王の二男・金仁問が書いた「太宗武烈大王之碑」という字が刻まれており、武烈王陵ということが明らかになりました。