0m 29458 2020-03-27
慶尚北道 蔚珍郡 金剛松面 仏影渓谷路 880
+82-54-783-3167
太白山脈の名勝地である仏影寺渓谷の上流に位置する通高山自然休養林は、人の手があまり加えられておらず太古の神秘をそのまま残しています。渓谷の底と両側にある絶壁には白い光を放つ花崗岩が風化されて壮観な景色をつくりあげ、四方に分かれた水が大小様々な滝をつくって流れ落ちる先には多様な形をした小さな滝つぼがいくつも見えます。
周囲には新羅の真徳女王の時代に義湘大師が建てたという仏影寺に仏影寺渓谷、東海岸休養地、徳邱・白厳温泉などがあります。通高山自然休養林から寄り道をして紅葉の中で森林浴をした後、周辺の観光地にも足を延ばしてみると良い観光コースになることでしょう。
4.9 Km 0 2024-01-23
キョンサンブク道蔚ウルチン郡クムガンソン面シビリョンロ552
赤みを帯びていて亀裂が少なく、形がまっすぐなので最高級の木材とされる金剛松。古くから伐採を制限して保護するなど徹底的に管理され、王室の松と呼ばれました。金剛松群生地に位置する金剛松ECORIUM(クムガンソンエコリウム)は、宿泊施設、金剛松テーマ展示館、チムジルバン、レストラン、森体験道など、様々な施設を備えています。手つかずの自然がある宝島のようなところで過ごしたいなら、ここに泊まって様々なプログラムに参加してみることをおすすめします。金剛松の遊歩道を歩くトレッキング、ヨガ、石鹸作りなどをしながらストレスを解消し、リフレッシュすることができます。また毎週土曜日午後4時30分から午後6時までチムジルバンで瞑想プログラム「金剛松茶薫瞑想」が行われます。言葉ではなくお茶のぬくもりを感じて意識を集中させる瞑想なので、外国からの観光客でも十分に楽しむことができます。
7.4 Km 12930 2021-12-28
慶尚北道 蔚珍郡 金剛松面 仏影寺キル 48
仏影寺(プリョンサ)は慶尚北道(キョンサンプクド)蔚珍郡(ウルジングン)蔚珍邑(ウルジンウプ)から西へおよそ20キロメートル離れた天竺山(チョンチュクサン)の麓にある三国時代の新羅の地に建てられた古刹で、この寺を中心に下院里(ハウォルリ)まで13キロメートルに渡り秘境ともいわれる仏影寺渓谷が続いています。
仏影寺は真徳女王5(651)年に高僧・義湘(ウィサン)大師によって建立された寺で、蓮池に仏様の影が映るということから仏影寺と名付けられました。寺は朝鮮時代に入り太祖5(1396)年になって火事により焼失してしまいましたが、その翌年に小雲(ソウン)大師が重建し、その後、1500年・1608年・1724年・1899年に重修が行われました。
駐車場から寺に向う参道は風水地理でいう山太極・水太極の明堂・素晴らしい場所となっており、大変魅力的なところです。尼僧の修行の場ですが寺の庭にある蓮池や蓮池のそばにある野菜畑が、寺を訪れる人々のこころを和ませてくれます。名勝に指定されている仏影寺渓谷は、渓谷を流れ下る清流や奇岩怪石、鬱蒼と生い茂る森が調和し、神秘的な姿を見せています。雪岳山(ソラクサン)の千仏洞(チョンブルドン)渓谷、五台山(オデサン)の武陵(ムルン)渓谷、宝鏡寺(ポギョンサ)渓谷など絶景で有名な渓谷に次ぐ雄大さ、華麗さがあり、こぢんまりとした景色が天竺山を背景に広がっています。
重要文化財
1 仏影寺応真殿(宝物)
2 仏影寺三層石塔(地方有形文化財)
3 浮屠(地方有形文化財)
4 仏影寺大雄宝殿(宝物)
5 仏影寺霊山会上図(宝物)
11.7 Km 0 2020-04-14
慶尚北道 奉化郡 石浦면 承富キル 1162-5
承富(スンブ)駅は、1929年4月に栄岩線(ヨンアムソン=栄州[ヨンジュ]~鉄岩[チョラム]間・現在の嶺東線=ヨンドンソン=の一部)という名称で着工した鉄道路線の駅で、韓国戦争(1950~53年・休戦)により工事が中断してしまいました。
1953年の休戦後、再び工事を再開し、1955年12月に完工、1956年1月1日に栄岩線の一番列車が走りましたが、利用客が少なかった承富駅は普通駅から簡易駅へと格下げとなり、その後、さらに旅客営業を行わない信号場扱いとなりました。
しかし、承富駅は1999年の雪花列車(ヌンコッヨルチャ)の運転開始とともに、多くの人々が訪れる駅となり、2004年、再び普通駅となり、現在ではムグンファ(無窮花)号をはじめ観光列車・中部内陸循環列車(O-Train)、白頭大幹峡谷列車(V-Train)が停車する駅となっています。
11.8 Km 14266 2024-02-28
キョンサンブク道ポンファ郡ソチョン面プンチョンギル49
白頭大幹(ペクトゥデガン)峡谷列車「V-train」の「V」は、洛東江(ナクトンガン)上流の渓谷を意味します。白頭大幹の洛東江上流の渓谷を走る列車は、白虎をモチーフにして塗装されました。栄州~汾川(奉化)~鉄岩(太白)区間を運行しています。窓を大きくして時速30キロの低速で走行し、洛東江、渓谷、山、崖などの風景を楽しめます。窓を開けることもできます。栄州(ヨンジュ)駅でKTXに乗り換えられます。
11.9 Km 0 2022-09-27
慶尚北道 奉化郡 小川面 汾川キル 49
慶尚北道(キョンサンプクド)奉化郡(ポンファグン)小川面(ソチョンミョン)汾川里(プンチョルリ/プンチョンリ)にあるKORAIL嶺東線(ヨンドンソン)・汾川(プンチョン)駅は、観光列車・白頭大幹峡谷列車(V-Train)の停車駅となり、数多くの観光客が訪れる観光スポットとなっている駅です。
韓国・スイス修交50周年を記念し、汾川駅とツェルマット駅が姉妹提携、汾川駅の駅舎もスイスのシャレーの雰囲気の造りとなっています。
ツェルマット駅はスイスの有名な観光列車・氷河急行が出発する駅で、韓半島の名山・白頭山(ペクトゥサン)から続く山脈・白頭大幹の峡谷を走るV-Trainが発車する汾川駅と同じような山間部を走る鉄道駅となっており双子のような存在の駅となっています。
汾川駅周辺では時期によりサンタ列車(O,V-Train)、サンタ雪ゾリ場、風車遊び場、サンタレールバイク、ロバの花馬車、サンタ郵便局、サンタスライドなど様々な体験プログラムをお楽しみいただけます。
12.0 Km 4005 2022-11-10
キョンサンブク道ウルジン郡ウルジン邑プリョンゲゴンロ2758
+82-53-950-7996
仏影(プリョン)渓谷は蔚珍郡西面下院里から近南面杏谷里まで続く約15キロメートルの長い渓谷です。湾曲した渓谷と特異な形態を持つ岩石(プチョ(釈迦)岩、サラン(愛)岩)が調和し、美しい景観を演出しています。仏影渓谷は20億年前につくられた片麻岩から成っています。 片麻岩は地中深い所で非常に高い熱と圧力を受けて変形した岩石で、このような片麻岩があらわれたのは東海へ流れ出す渓谷の水が長時間にわたり片麻岩上の石を削ったためです。またここの片麻岩には長時間にわたって形成された地質作用の跡がよく保存されています。そのうち最も大きな特徴である白黒の縞模様(シマウマ柄)や眼球構造を持つ片麻岩(眼球片麻岩)は地中の深い所でつくられる際、一緒につくられました。縞模様構造は高い熱によって岩石の白い成分と黒い成分が分離した後、強い圧力に押されて白い帯と黒い帯が生じる際につくられ、眼球のような構造は白い成分同士お互いに団結してつくられます。
13.4 Km 6 2020-05-15
慶尚北道 英陽郡 首比面 パンディップリ路 129
英陽(ヨンヤン)ホタル天文台は、一般の方々を対象にした英陽郡が運営する市民天文台です。
ホタル生態体験村特区にある英陽ホタル天文台は、夏の夜空の星と英陽の自然に生息するホタルを同時に観測・観察できる韓国で唯一の天文観測施設です。
日中は太陽望遠鏡を使い太陽の黒点やプロミネンスを観測でき、夜は惑星・星雲・星団・天の川・月などの観察ができます。
<出典:英陽郡生態公園事業所>
16.9 Km 4773 2024-01-04
キョンサンブク道ウルチン郡クンナム面ソンニュグルロ221
韓国の観光洞窟である聖留窟(ソンニュグル)(天然記念物)は概ね北東-南西方向に発達した石灰洞窟。全体の長さは約870メートルで、そのうち270メートルが開放されています。洞窟の中には石灰洞窟でよく見られる鍾乳石、石筍、石柱、洞窟真珠などの様々な洞窟生成物があります。聖留窟では、韓国の他の石灰洞窟とは異なり、破壊された石柱と水中に沈んでいる石筍を見ることができます。破壊された石柱は中央部がずれていますが、これは石柱が作られた後に発生した地震によって地面が揺れたためです。石筍は洞窟の天井から水滴が床面に落ちて形成されるため、水中では大きくなりません。したがって、水中に沈んでいる石筍は、過去に水の外で形成された後、水位が高くなるにつれて沈んだとみられ、これは水中の石筍が東海岸の水位が低かった氷河期に形成されたことを物語っています。 (出典:慶北東海岸地質公園)
18.0 Km 30728 2021-07-13
慶尚北道 蔚珍郡 北面 徳邱里
徳邱(トック)渓谷は3キロメートルほどの渓谷で、渓谷に沿って世界各国の有名な橋のミニチュア版が再現されていることでも有名です。
特色ある景観を誇る徳邱渓谷の近くには、韓国で唯一自噴する徳邱温泉もあります。徳邱渓谷地域は主に花崗片麻岩からできた地質で、花崗片麻岩のひび割れた部分に入り込み固まった安山岩もあちらこちらで見受けられます。徳邱渓谷の渓流はこのような岩石に影響を受けながら下流へと流れ下っています。
徳邱渓谷の渓流は最初北東方向へと下り、その後東側に向きを変えます。これは北側の地域に硬い花崗岩の層があり、渓流の水がこの層の岩を侵食できないことによるためです。また、東の方向には割れたびびにそって発達した安山岩が数多く見受けられますが、この安山岩は花崗片麻岩や花崗岩より渓流の流れに侵食されやすく、それだけ渓流の流れが東寄りの流れとなりやすくなります。徳邱渓谷の名所・龍沼(ヨンソ)瀑布は丸く屈曲した滝ですが、花崗片麻岩の岩盤のため渓流に洗われてもあまり侵食されないため、緩やかな傾斜の滝に形づくられました。
出典:慶尚北道東海岸国家地質公園