8.6Km 2022-09-14
カンウォン道ヨンウォル郡ヨンウォル邑オラヨンギル259
東江(トンガン)流域の魚羅淵(オラヨン)地域はさまざまな河川地形が見受けられる自然の宝庫です。特に蛇行して流れる典型的な嵌入曲流河川が見られるところで、魚羅淵一帯の垂直絶壁をなす河食崖、峡谷をなす魚羅淵渓谷、旧河道(上・中・下仙岩)、沼、早瀬、急流などのさまざまな地形や河川景観があります。河川、岩盤、山林地帯などの自然景観が織りなす大変美しい場所です。
魚羅淵展望台があるチャッボン(峰)(標高537m)からは東江で最も神秘的な景観を誇る魚羅淵を一望でき、春にはチンダルレ(カラムラサキツツジ)が満開となり絶壁に生える老松が曲流する東江と相まって、大自然の中の秘境ともいうべき山間地帯となっています。また、短めの登山路を歩いたり、東江沿いを巡るトレッキングも楽しめ、家族連れでのハイキングや夏休みの避暑先としても脚光を浴びているところです。
<出典:江原古生代国家地質公園>
9.6Km 2024-01-19
カンウォン特別自治道ヨンウォル郡ハンバンド面ハンバンドロ555
2つの川の合流地点に土砂が上流から運ばれ堆積してできた地形が、韓半島の形にそっくりなので韓半島地形と呼ばれています。地形を取り囲むように流れる穿入蛇行河川の侵食作用により、現在のような形になったとされています。駐車場から約800メートルで、標識に従って松林の道を15分ほど歩かなければなりませんが、道はよく整備されており、自生する多くの野花や植物を眺めながら行けば散歩気分が味わえます。展望ポイントに到着すると、美しい曲線を描いて流れる川と韓半島を南の空から見下ろすような風景に感嘆させられます。この一帯は「江原古生代国家地質公園」としてナショナルジオパークに指定されており、穿入蛇行河川の特徴がよく現れていて地理的に高い価値を有しています。
9.8Km 2024-01-22
カンウォン特別自治道ヨンウォル郡ハンバンド面ソナムギル70
韓半島筏村(ハンバンド・テンモンマウル)は韓半島地形で有名な瓮亭里の仙岩村に設けられた筏体験場。韓半島地形の東海岸から出発し、西海岸までの1キロメートル区間を筏に乗って往復する体験で、所要時間は約30分。筏に乗っている間、船頭が韓半島地形について説明してくれる他、ここに生息している魚についての話も聞かせてくれます。筏は冬を除く春から秋まで運行しています。この他にも、ラフティングボートを改造して水中を観察できるようにした西江水中探査船など、様々な筏体験プログラムが用意されています。
10.5Km 2024-03-04
カンウォン特別自治道ヨンウォル郡キムサッカッ面ヨンウォルドンロ1117
高氏窟(コシグル)は1969年6月4日に天然記念物に指定され、国の保護を受けている学術的、自然遺産的価値がある洞窟です。
高氏窟は1974年5月15日より一般に公開されています。高氏窟は何層にも重なった多層構造の洞窟で、最も下層の洞窟には地下水が川のように流れています。
主洞は大部分石灰岩内に発達した節理層(石灰岩が圧力を受け割れた部分)に沿って形成され、支洞は層理面(堆積岩が露出した平らな面)に沿って発達しています。
高氏窟の内部には鍾乳管、鍾乳石、石筍、石柱、洞窟珊瑚、乳石、カーテン、曲石などさまざまな洞窟生成物が成長し、非公開となっている洞窟で成長する黒味を帯びた洞窟生成物は高氏窟だけの自慢です。
<出典:江原古生代国家地質公園>
10.9Km 2024-01-30
カンウォン特別自治道ヨンウォル郡ハンバンド面アンセネギル63-33
韓半島(ハンバンド)電気カート体験場は再生可能エネルギーを活用した屋外電動ゴーカート体験場です。ヘルメットやカートなどの装備や施設、トラックはすべて安全・清潔に管理されており、簡単な操作方法と注意事項を守れば誰でも楽しく運転できます(※身長130センチメートル以上から利用可能)。曲がりくねったトラックの横には松の木が並んでおり、スピード感と爽快感を感じることができます。自然の豊かな韓半島湿地と松林を保護するため、体験場には再生可能エネルギーの太陽光発電施設が設置されています。大自然の懐でダイナミックかつエコな乗り物に乗ってスピード感を満喫できます。
13.2Km 2024-02-06
カンウォン特別自治道ピョンチャン郡ミタン面マハギル42-5
平昌(ピョンチャン)オルムチ村は、クリーン地域にのみ生息する天然記念物のヤガタニゴイ(オルムチ)がいる村で、農村体験や生態観光などのプログラムを運営しています。東江(トンガン)ラフティングやカヤックなどの水上レジャースポーツをはじめ、白雲山(ペグンサン)登山や漆足嶺(チルジョンニョン)トレッキング、白龍洞窟(ペンニョンドングル)探査が可能です。ホームページから予約できます。
14.3Km 2024-09-23
江原道 平昌郡 美灘面 ムニキル 63
白雲山(ペグンサン)の山中にある白龍洞窟(ペンニョンドングル)は古くから村の住民にはよく知られた洞窟で、数年前、寧越(ヨンウォル)ダムの建設計画で水没する危機に見舞われたものの計画が白紙化されたことで一般の人々にもその存在が知れ渡ることとなりました。
白龍洞窟は、1976年に地域住民のチョン・ムリョンさんによって狭い通路(別名:犬潜り)が広げられたことを契機に全区間についての実質的な調査や研究が行われました。洞窟の名称は洞窟がある白雲山の「白」と、チョン・ムリョンさんの名前の「リョン(龍)」の字を一文字ずつ取って、白龍洞窟と命名されました。
天然記念物に指定されている天然石灰洞窟・白龍洞窟は2010年から制限付ではありますが一般に開放されました。鍾乳石、石筍、石柱、上から見ると目玉焼きのような形をした石筍などをはじめ、さまざまな形態の奇形生成物が数多く洞窟内で成長しており、景観及び学術的価値が大変高く、また教育の場として活用されるなど素晴らしい価値をもつ洞窟となっています。
<出典:江原古生代国家地質公園>
14.7Km 2024-02-13
カンウォン特別自治道ヨンウォル郡チュチョン面パヌン里
寧越(ヨンウォル)柴の橋村は、澄んだ渓流と緑豊かな風景で名高い村です。冬の柴の橋(柴の木で作った橋)が広く知られています。川が浅くなる10月頃に設置され、雨期に撤去されます。Y字型の木製の橋脚が印象的で、寧越の美しい自然景観と調和し、ユニークな見どころを提供します。
15.3Km 2025-07-17
チュンチョンブク道タニャン郡ヨンチュン面オンダルロ23
温達(オンダル)観光地は、6世紀に漢江(ハンガン)をめぐって高句麗と新羅が戦った場所です。高句麗の名将・温達と平岡(ピョンガン)姫の説話をテーマにした温達展示館、ドラマセット、温達山城、温達洞窟などがあります。ドラマセットでは韓国の歴史ドラマが多数撮影されました。温達洞窟は古生代の石灰岩が水に溶けて形成された洞窟です。
15.6Km 2025-12-12
チュンチョンブク道タニャン郡ヨンチュン面オンダルロ23
* 太古の姿そのままに残る温達洞窟 *
丹陽(タニャン)温達洞窟(オンダルトングル)は、温達山城(オンダルサンソン)がある城山の麓の地下におよそ4億5千万年前から形成されたと推定される石灰岩天然洞窟です。
その主窟と枝窟の長さは760m、入口の高さは約2m、面積は34万9485平方メートルとなっています。
洞窟の存在は、朝鮮時代の地理書「新増東国興地勝覧」第14巻・忠清道(チュンチョンド)永春県(ヨンチュンヒョン)古跡条(コジョクチョ)に記録されています。
温達洞窟は1966年から学術調査が始まり、1975年に暫定的に公開されましたが、地理的な条件により一旦は閉鎖されてしまいました。しかし、洞窟公開に向け様々な施策を行い1997年に再び一般公開にこぎ着けました。
洞窟内はいまだ全く傷つけられていない太古の姿そのままに残されています。 洞窟は、高さが5mから10mほど、幅は5m程度の階段式の構造となっており、小さな石筍や鍾乳石がよく発達している洞窟です。
洞窟内の平均気温は夏期摂氏14度、冬期摂氏16度となっており、一年を通じて変化が少なく、格好の観光スポットとなっています。
特に地下水が豊富で、洞窟の底には水深80cmから1mほどの水たまりがあるほか、小規模な池もおよそ40か所ほどあり、ヤマメなどの魚類や昆虫などおよそ10種類ほどの生物も生息しています。
* 温達洞窟周辺の見どころ *
温達洞窟の外へ出ると、 洞窟の左手の頂に温達山城があります。高句麗(コグリョ)の素晴らしい築造技術を垣間見れる半円形のこの山城は、およそ1400年の歳月にもかかわらず原型がほとんどそのまま残されています。
また、 毎年10月菊の花がの香りがいっぱいとなる頃には、高句麗の名将・温達将軍と平岡公主(ピョンガンコンジュ=平岡姫)のラブストーリーの伝説をテーマにした「温達文化祭り」が盛大に開催されます。 温達観光地内のテーマ公園やチャンスン公園もおすすめの見どころです。