DMZ安保見学(DMZ 안보견학) - エリア情報 - 韓国旅行情報

DMZ安保見学(DMZ 안보견학)

DMZ安保見学(DMZ 안보견학)

12.0 Km    7559     2020-08-12

江原道 鉄原郡 東松邑 泰封路 1825

鉄原(チョロン)のDMZ(非武装地帯)安保見学は、江原道(カンウォンド)鉄原地域にあるさまざまな観光スポットを巡るツアーです。
孤石亭(コソクチョン)国民観光地内にある韓国国内最大の安保教育施設で1989年に開館した鉄の三角戦跡館を起点に、北韓が掘った南侵用トンネル・第2トンネル、ソウルから元山(ウォンサン)へ向かう京元線(キョンウォンソン)の機関車が停車した駅で現在では非武装地帯の南にある南方限界線に最も近い駅・月井里(ウォルジョンニ)駅、タンチョウヅルや渡り鳥に関する展示がある鉄原タンチョウヅル館を見学し、最後にDMZ付近のジオラマ模型が置かれ、DMZ内の自然生態・弓裔(クンエ)都城の城郭・平康(ピョンガン)高地・北韓宣伝村を超精密望遠双眼鏡で眺めることができ民族分断の現実を実感できる鉄原平和展望台を観覧するコースとなっています。

鉄原観光情報センター(철원관광정보센터)

鉄原観光情報センター(철원관광정보센터)

12.1 Km    19980     2021-05-11

江原道 鉄原郡 東松邑 泰封路 1825

鉄原(チョロン)観光情報センターは、孤石亭国民観光地内の旧鉄の三角戦跡館をリニューアルして開館した総合観光案内施設です。ITマルチメディア、体験中心の空間へ生まれ変わり、停滞していた安保観光の新たな転換期をつくるとともに経済活性化を図りました。観光情報センターの1階は169.5平方メートル規模で、歴史(泰封国の首都鉄原)、安保、京元線、鉄原平野などで構成され、2階は490.5平方メートル規模で、近代文化遺跡、鉄原9景および観光名所体験広報館(漢灘江ラフティング体験)、鉄原の文化および農・特産品で構成され鉄原の歴史・文化・観光などを知ることができます。

孤石亭国民観光地(고석정국민관광지)

孤石亭国民観光地(고석정국민관광지)

12.1 Km    10097     2023-03-07

カンウォン道チョルォン郡トンソン邑テボンロ1825

「孤石亭(コソクチョン)」は、漢灘江中流に位置する鉄原八景の一つで、義賊・林巨正(イム・コッチョン)の伝説がのこる場所でもあります。川の中央にある孤石岩、亭子(東屋)およびその一帯の玄武岩渓谷を総称して「孤石亭」といい、地方記念物に指定されています。

漢灘江(国家地質公園、孤石亭)(한탄강(국가지질공원, 고석정))

漢灘江(国家地質公園、孤石亭)(한탄강(국가지질공원, 고석정))

12.1 Km    0     2022-05-31

江原道 鉄原郡 東松邑 泰封路1825

孤石(コソク)は鉄原郡東松邑長興里一帯の漢灘江(ハンタンガン)峡谷内で見られる高さ約15メートルの花崗岩でできた大きな岩です。近くに孤石亭という楼閣があり、この一帯の峡谷を総称して孤石亭と呼ばれることもあります。この辺りは、玄武岩の溶岩台地が形成される前の地形とともに、玄武岩質の溶岩が基盤岩の上に流れて溶岩台地を形成した事実を確認できる需要な地質・地形学習の場です。孤石は鉄原が溶岩で覆われる前からあった基盤岩で、約1億1千万年前(白亜紀中期)に地下で形成された花崗岩です。長期間の作用で地表に現れ、約54万年前から約12万年前の間に起きた火山活動によって玄武岩の溶岩流に覆われました。さらに漢灘江によって浸食作用が起こり、新しい川の流れが形成される過程で再び地表に現れたものです。

<出典:漢灘江地質公園>

孤石亭会館食堂(고석정회관)

孤石亭会館食堂(고석정회관)

12.1 Km    3303     2021-06-23

江原道 鉄原郡 東松邑 蒼東路2421

漢灘江渓谷や金鶴山、鳴聲山など、自然の景色の美しさで有名な食堂「孤石亭会館(コソクションフェグァン)」。弾力のある鉄原のオデ米と、自家製のコチュジャンで煮込んだ漢灘江辛味スープ(ハンガンタンメウンタン)があれば、おかずなしでもご飯一杯ぐらいなら、すぐ平らげられるでしょう。肉質が上質なことで有名な漢灘江産の魚肉は、柔らかくて歯ごたえがあります。辛味スープにこの魚が加われば、江原道の辛味スープの真髄を味わったと言っても過言ではありません。辛味スープに目がない方は、ぜひ一度「孤石亭会館食堂」を訪ねてみてください。

第2地下トンネル(鉄原)(제2땅굴(철원))

第2地下トンネル(鉄原)(제2땅굴(철원))

12.2 Km    19519     2024-03-20

カンウォン特別自治道チョルォン郡トンソン邑ヤンジ里

第2地下トンネル鉄原(チョルォン)は、北韓が韓国を侵攻する目的で作ったトンネルの1つで、1975年に発見されました。総延長は3.5キロメートルですが、一般人が観覧できるのはそのうち500メートルだけです。DMZ平和観光コースでのみ訪問でき、予約が必要です。パスポート、外国人登録証などの身分証を必ず持参しなければなりません。

漣川駅給水塔(연천역 급수탑)

漣川駅給水塔(연천역 급수탑)

12.7 Km    22937     2018-04-24

京畿道 漣川郡 漣川邑 漣川路 273-7

漣川(ヨンチョン)駅給水塔は1919年仁川~元山(ウォンサン)間の中間地点に作られた鉄道給水塔で、蒸気機関車に水を供給していた施設です。
蒸気機関車と給水塔は1899年9月ソウル~仁川間の京仁線(キョンインソン)が開通し始めて登場し、交通手段としての機能を果たしてきましたが、1950年代にディーゼル機関車が導入されると、次第に消えていく運命となりました。

日帝強占期に建てられた漣川駅の駅施設物は韓国戦争時に爆撃を受け、ほとんど廃墟となりましたが、給水塔だけは原型を留め残っています。給水塔ができた当時には機関車の後ろに連結された炭水車に水を補給する間、人々が物々交換など商取引が活発で市場の役割もこの駅で果たしていたとのことです。

1950年6月25日に勃発した韓国戦争以前ここは北韓の最南端地域で京元線を利用して運ばれた北韓の軍事物資が大量に積み下ろしされていました。そのため白い色をしたこの給水塔を目がけアメリカ軍の爆撃が行なわれ、いまでも給水塔には弾痕が鮮明に残っています。

漣川駅給水塔は江原道道渓駅給水塔、秋風嶺駅給水塔、忠清南道連山駅給水塔、慶尚北道安東駅給水塔、永川駅給水塔、慶尚南道三浪津駅給水塔と共に鉄道の歴史の理解と近代交通史研究のための主な遺産として認定を受け、2003年1月、登録文化財に指定されました。

蓴潭渓谷(순담계곡)

蓴潭渓谷(순담계곡)

13.2 Km    32756     2021-02-26

江原道 鉄原郡 葛末邑 蓴潭キル143-3
+82-33-450-5365

鉄原郡庁から北西5キロメートルほどのところに位置する「蓴潭(スンダム)渓谷」は、漢灘江の中で最も綺麗な渓谷として知られています。歪な形をした岩や削り取って作られたような崖や池など見所が豊富です。水量が豊富で、川辺には珍しい天然の白い砂場が形成されています。また渓谷の近くには川下りに最適な川があり、最近は週末になるとラフティング体験をしに多くの人が集まります。渓谷周辺にはラフティングのトレーナーが運営する専門のスポーツショップなどもあります。

鉄原 渡り鳥渡来地(鉄原平野)(철원 철새도래지(철원평야))

13.2 Km    4820     2022-12-26

カンウォン道チョルォン郡チョルォン邑

鉄原平野は秋が終わると落ち葉が豊富になり、それが自然と鳥の餌となります。また、生態系が守られているDMZから流れる澄んだ水が統制ラインの北側地域の貯水池に集まり、渡り鳥の安息の場をつくり、現在の鉄原平野は渡り鳥の楽園になっています。
また、鉄原平野は江原道の米の生産量の1/4を占めている穀倉地帯で、機械で収穫する過程で落ちた穀物と農業用水の供給のため造成された統制ラインの北側地域の江山、土橋貯水池から流れる水は渡り鳥に餌と憩いの場を提供し、冬の渡り鳥の渡来地になりました。 貯水池での群舞は探鳥客たちを驚かせ、平野を優雅に散策する丹頂鶴は高貴な貴族を思い起こさせ、群れをなす雁や鴨は家族や恋人たちのロマンを感じさせます。
鉄原平野の主人公は丹頂鶴(天然記念物)と真鶴(天然記念物)です。また、雁の最大の渡来地でもあり、ハゲワシ、イヌワシなど多くのワシ類とマガモ、カルガモなど110種類余りの鳥類が越冬しています。

月井里駅(월정리역)

月井里駅(월정리역)

14.2 Km    18257     2021-05-17

江原道 鉄原郡 鉄原邑 トゥルミ路 1882

月井里(ウォルジョンニ)駅は非武装地帯(DMZ)南側限界線に最も近くにある鉄道駅です。
月井里駅にやってくると「鉄馬は走りたい」と書かれた看板のそばに止まったままの列車があります。1950年に勃発した6.25戦争(韓国戦争)当時、北韓軍が撤退する際、先頭の機関車のみを撤収したため、現在は残りの客車部分のみ置き去りにされています。6.25戦争当時最も激烈な戦闘を繰り広げた通称「鉄の三角地帯」にある月井里駅に止まったままの列車は、韓国の分断の歴史を象徴的に物語るシンボルです。
現在鉄原(チョロン)・月井里駅(鉄の三角展望台)は鉄原郡が安保観光コースとして管理しており、毎年数多くの観光客が訪れます。

※民間人統制区域
1953年の休戦以降、南北を分ける軍事分界線(通称「38度線」)を設定、この線を境に南北それぞれ2キロメートルの幅のエリアをDMZ・非武装地帯としお互い軍隊の出入りを統制しています。
韓国はその非武装地帯の南端・南方限界線からさらに南に5~20キロメートル幅の地域を設定、ここを民間人統制区域または民間人出入統制線と呼び、許可なく一般民間人の出入を制限しています。