3.6Km 2024-12-02
チョンブク特別自治道 群山市 開井面 パルメキル 53-5
2005年国家登録文化財に指定された嶋谷金庫は日帝強占期の群山(クンサン)地域を代表する農場主であった嶋谷八十八が1920年代に建てた蔵です。
嶋谷は韓民族の文化財収集に関心を寄せ、鉢山里石塔や五重石塔をはじめとした数多くの芸術品を不法に収集した人物です。この建物は嶋谷が収集した骨董品を保管していた場所でした。
建物は3階建てのコンクリート作りで入口には鉄製の金庫の扉がついています。
窓は鉄格子と鉄板の二重構造の仕掛けとなっています。
現在、鉢山初等学校の場所に農場を持っていた嶋谷八十八は日本の山口県玖珂郡出身で、日本において酒造業で財を成し清酒の原料である廉価の米を求めこの群山に来た人物でした。
1903年12月当時7万円で鉢山里周辺の土地を買収し農地を開き始め、1909年になると臨陂(イムピ)のほか2つの面に486町歩の農地を所有する農場主となりました。
土地に対する執着がとても強かった嶋谷は韓国が解放された後、アメリカ軍政庁に韓国人になるべく帰化申請し、他の日本人が帰国した後も最後まで帰国を拒否、そのため嶋谷は群山の最後の日本人農場主という別名で呼ばれることになりましたが、結局、米軍政庁の強制的な勧告により鞄二つだけを手に釜山港から最後の帰国船に乗らなければなりませんでした。
この建物は半地下である1階部分と地上部分2階分ある総3階建て構造の一体型で作られ、内部の各階は板の間で仕切られた建物です。外部へ通じる窓には鉄格子があり、その外側へ鉄の扉がつけてあり2重の防犯となっています。
出入口にはUSAのマークが鮮明にある扉があり、第二次世界大戦以前にアメリカから輸入した輸入品であることがわかります。金庫の半地下には生地や食料品があったといわれ、2階には農場の重要書類や現金が、3階には韓国の古美術品が多数所蔵してあったといいます。
3.6Km 2024-04-08
チョンブク特別自治道クンサン市ソレロ52
チュンドンホットクは、1943年から受け継がれてきた味の群山(クンサン)の名物です。油で揚げずに焼いており外はサクサク、中はジューシーです。餡は群山の穀物の「ヒンサルチャルボリ(もち麦)」、黒豆、黒ゴマ、黒米を混ぜたシロップが入っていて健康に良い甘さが感じられます。毎日朝から晩までひっきりなしに客が訪れる名店で、韓国の様々な番組で紹介されたことがあります。
3.8Km 2024-04-08
チョンブク特別自治道クムサン市シングムギル18
群山(クンサン)公設市場は、1918年に開設された群山の伝統ある市場です。群山港の開港により西洋の文物が入ってきて、鉄道の駅ができたことで人が集まり、市場が形成されました。一般的なスーパーマーケットのような商店街の中に、伝統市場の特徴を備えているのがユニークです。周辺の観光スポットとして、群山近代歴史博物館と近代美術館があります。
4.0Km 2024-04-08
チョンブク特別自治道クンサン市ウォルミョンロ382
063-445-8412
福城楼(ポクソンル)は群山(グンサン)地域のちゃんぽん人気店3つのうち1つとして挙げられます。新鮮なイカ、ムール貝、ハイガイなどの海産物と野菜を入れてじっくり煮込んだちゃんぽんスープの味が特別です。様々な野菜と海産物を切ってから澱粉で濃度を調整した水ジャージャー麺も人気メニューの1つ。
4.2Km 2024-04-08
チョンブク特別自治道 クンサンシ チュクソンノ 33-5
+82-63-442-8941
「Hモーテル」は、群山の近代文化歴史通りにあり、近代美術館及び歴史博物館、新興洞の和風家屋、津浦の海洋テーマ公園などの主要観光地を徒歩で移動できます。客室はオンドルと寝室で、客室ごとにミニ冷蔵庫、空気清浄機、インターネット、ヘアドライヤーなどの便宜施設を備えています。幼い子供がいる場合、ベッドガードをレンタルしてくれます。朝食で焼いた卵とトースト、ジャム、クッキーなどを無料で提供し、ラーメン調理器、コーヒーマシン、トースター付きの無料スナックバーも運営します。カウンターの横に共用PCと複合機もあります。
4.2Km 2024-04-07
チョンブク特別自治道 群山市 内港1キル 8
群山(クンサン)は、近代の歴史で収奪の痛みに耐え、これに果敢に立ち向かった情熱あふれる街。
そんな歴史をもつ群山には日帝強占期(1910~1945年)の近代文化を感じられる文化財が旧市街地を中心に残されています。群山の旧市街地は、朝鮮時代後期から日帝強占期の群山へタイムスリップをするかのような雰囲気に満ちた街で、「群山時間旅行村」とも呼ばれています。
群山近代歴史博物館、湖南(ホナム)関税展示館、群山近代美術館、蔵米(チャンミ)ギャラリー、群山近代建築館、鎮浦(ジンポ)海洋テーマ公園、浮き橋(浮桟橋)、海望窟(へマングル)、ハン・ソッキュ、シム・ウナ主演映画『8月のクリスマス』の舞台となったチョウォン写真館、群山新興洞(シヌンドン)日本人家屋(広津家屋)、群山抗争館、東国寺(トングクサ)、群山3.1運動記念館、蔡万植(チェ・マンシク)文学館、李永春(イ・ヨンチュン)家屋、群山旧臨陂(イムピ)駅など17の観光スポットを巡り、過ぎ去り時代の独特な雰囲気を感じることができます。
4.3Km 2024-04-07
チョンブク特別自治道 群山市 内港2キル32
「鎮浦海洋(ジンポヘヤン)テーマ公園」は高麗時代末の崔茂宣将軍が艦砲を作って日本軍の船を500隻以上撃退した鎮浦対戦を記念するため、2008年にオープンした海洋公園です。港湾のある広い海を背景に、現在は使われていない軍隊の装備13種類16台をみることができます。ベトナム戦争などに導入されたウィボンハム(軍艦)をはじめとして海軍艦艇、装甲車、自走砲、戦闘機など国を守るために最前線で活躍していた陸・海・空軍の装備が展示されています。軍装備の内部に入って実際に施設を見ることができます。ウィボンハムの内部には鎮浦対戦の模型と当時使われていた武器、崔茂宣将軍が作った火砲の話や軍艦兵営の生活体験などを展示した展示館があります。