加波島(가파도)

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説明

加波島(カパド)は済州特別自治道西帰浦市(ソギポシ)大静邑(テジョンウプ)の慕瑟浦(モスルポ)から南方へ5.5km離れたところにある島です。

済州本島の慕瑟浦と、加波島のさらに南にある馬羅島(マラド)の中間地点にある加波島。 島の面積は0.84平方キロメートルで馬羅島のおよそ2.5倍あります。

加波島には19世紀中盤から人が住み始め、人々は漁業を生業にして暮らしてきました。
南海の孤島でもあり波は高く、周辺海域では時折難破する船もありました。中でも1653年のオランダ船舶デ・スペルウェール号の漂着事件はよく知られています。この船に乗船していたヘンドリック・ハメルは故国オランダに帰国した後、「蘭船済州島難破記」や「朝鮮国記」を著し、西洋で初めて韓国事情を紹介した書となりました。

現在、加波島北西の済州本島・西帰浦市安徳面(アンドクミョン) 沙渓里(サゲリ)に聳える山房山(サンバンサン)麓にあるヨンモリ海岸には「ハメルの漂着記念碑」があります。


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位置

チェジュ特別自治道ソグィポ市テジョン邑カパロ