12.9Km 2024-05-10
キョンサンブク道アンドン市イムダン面チリェイェスルチョンギル427
安東臨河ダムが建設されたことによりできた「知礼(チレ)芸術村」は、芸術創作村として知られています。
安東市臨東面知礼里が臨河ダム建設により水没する境遇に置かれたため、知礼芸術村の現・村長であるキム・ウォンギル氏が水没対象地域にあった義城金氏芝村派宗宅と書堂、祭庁など、約10棟の古宅を裏山の中腹に移し、芸術家の創作活動、外国人の韓国伝統文化体験、一般人の伝統生活体験ができる場所として運営しているのが「知礼芸術村」です。1990年には文化部から芸術創作村に指定されました。
知礼芸術村では生活文化体験、儀礼文化体験、自然体験、学習文化体験、芸術文化体験、 精神文化体験など多様な古宅体験を楽しめます。生活文化体験では韓服を試着したり、韓食を味わったり、韓屋で宿泊することができ、儀礼文化体験ではソルラル・秋夕といった年中行事体験や祭礼体験、歳時風俗体験、礼節教育など、自然体験では水遊び、魚とり、昆虫採集、植物採集、夜空観測、野生動物観測などをすることができます。
13.3Km 2024-04-30
キョンサンブク道アンドン市キラン面チュンヒョロ1736-5
黙溪(モッキェ)書院は凝渓・玉沽(オク・コ)先生と宝白堂・金係行(キム·ギェヘン)先生を奉享する書院で1687年に創建されました。1869年の書院撤廃令で祠堂はなくなり講堂だけが残っていましたが、最近、失われた建物を新しく建てて書院を復元しました。黙溪宗宅は書院から遠くない村の中央に位置しています。
13.5Km 2024-12-02
慶尚北道 青松郡 周王山面 注山池里 山124
+82-54-870-6111
チョルゴル(寺谷)峡谷は周王山(チュワンサン)からカメ峰、王居岩(ワンゴアム)に至る稜線の南東側にあるチョルゴル探訪支援センターからテムンタリまでのおよそ5キロメートルの区間(直線距離約3キロメートル)にあり、大変風光明媚な場所です。 チョルゴル峡谷は凝灰岩からできている地質の場所です。ここにある凝灰岩は高温で噴出し堆積した火山灰流凝灰岩で、高温となった火山灰や軽石がお互いくっつき形作られた溶結凝灰岩となっています。
溶結作用を経た凝灰岩は冷やされとともに体積が小さくなり垂直方向に割れ目が多く発達し、この割れ目に沿って岩石が崩壊し垂直絶壁となり、屏風のように長く広がる長い峡谷を形成するに至りました。チョルゴル峡谷では溶結レンズ(フィアメ)構造が発達していることから、火山の噴出場所を推定できる重要な証拠となっています。チョルゴル峡谷は人工の施設物を最小限にとどめた環境にやさしい探訪路で、早瀬にそってある飛び石の橋を利用して峡谷をトレッキングすることもできます。昔から雲水庵(ウンスアム)という寺があり、韓国語の固有語で寺を表す「チョル」と谷を表す「コル」を結びつけてチョルゴルという名称になりました。
出典:青松国家地質公園
13.9Km 2024-11-29
キョンサンブク道アンドン市キラン面ムクキェハリギル42
晩休亭(マニュジョン)は朝鮮時代の文臣・宝白堂(ポベクタン)金係行(キム・ギェヘン)公の亭子(東屋)で、1500(燕山君6)年に建立されました。
現在の建物は、重修されたことから建立当初の姿からは変わってしまっていますが、朝鮮時代後期の様式を彷彿とさせる造りとなっています。
金係行は朝鮮時代初期の文臣としてさまざまな官職を歴任した人物でした。しかし、朝鮮時代第10代の王・燕山君(ヨンサングン)の暴政に嫌気が差し、官職を捨て故郷へ戻りました。故郷に帰ると、ソルモッの池(現在の慶尚北道安東市豊山面素山2里にある素山池=ソサンジ)の畔に小さな亭子を一度建てましたが、真横に道があったことから、より静かな場所を求め、この亭子を現在の場所に建て直したといいます。
安東市吉安面にある黙渓書院の川向こうの山あいで、滝のある雄壮な渓谷の谷澗水が盤石の上を流れる絶景の場所に、この晩休亭が南東向きに建てられています。
* 朝鮮時代の品位が感じられる晩休亭の構造 *
晩休亭の構造を見てみると、 軒先の垂木が一段のみとなっている入母屋屋根となっており、屋根左右の軒先の曲線が鋭く反り返り、亭子の趣をより一層感じられる構造となっています。
晩休亭の建物の大きさは正面3間、側面2間となっています。 正面は柱と柱の間の3間すべて開放することができ、建物正面の風景を楽しめる高殿の板の間がある亭子となっています。
また楼閣の周囲の三方は縁側となっており鷄子閣欄干という欄干を配しています。建物の後は板の間となっており、周囲の縁側を経て正面の板の間とつながる構造となっています。
また後壁にある戸の下の部分には穹板(クンパン)という板がやや高めにはめられているのもこの建物の特徴です。 亭子の左右にある部屋はオンドル部屋となっています。部屋の正面部分の戸は一般的な両開きの戸が取り付けられていますが、部屋の後ろ側の戸は格子模様で三分割の上開きの戸が取り付けてあります。
建物正面をすべて開放できるようにし周囲を縁側にする亭子の構造は稀で、他には同じ安東・吉安面にある薬渓亭(ヤッケジョン)が似た構造となっている程度です。
柱には蓮の蕾の装飾を施した二翼工様式の牛の舌のような形をした飾り板が突出し、この様式から朝鮮時代後期に取り付けられたものと思われます。朝鮮時代末期の派手な様式とは異なり品格のある作りとなっています。
柱貫の上部には蓮の花を施した華盤を設け、趣向を凝らした造りとなっています。 屋根の部分は5本の桁を渡して作った五梁家(オリャンガ)造りとなっており、大梁の上に束柱を立て、棟と梁を乗せ、その上に梯形(台形)の束板を取り付けています。
◎ 韓流旅行情報-バラエティ『私はSOLO』
恋愛リアリティーショー『私はSOLO』16期に登場する安東の名所です。静かな森で人を訪れることを待っているかのような佇まいの晩休亭とそれにつながる唯一の道である一本橋は、まるで出演者たちの心境を物語っているようです。
13.9Km 2024-01-11
キョンサンブク道チョンソン郡チュワンサン面チュサンジ里
「注山池(チュサンジ)」は1720年(景宗元年)8月に着工、その翌年の10月に完工した貯水池です。長さ200メートル、平均水深約8メートルとそれほど大きくはありませんが、どんなに日照りが続いても今まで水が干上がることはなかったといいます。
注山池には熱い火山灰がからみ合ってつくられた溶結凝灰岩という緻密で硬い岩石が下にあり、その上に非溶結凝灰岩と堆積岩が重なり全体的に大きな器のような地形を成しています。雨が降れば非溶結凝灰岩と堆積岩層でスポンジのように水を含んでおき少しずつ水を流すため、このように豊かな水量を維持することができたということです。
その他、注山池にはマルバヤナギが自生しており、その風景の美しさから多くの観光客がここを訪れます。岩石、水、木が調和し、四季折々の景色を演出する注山池は2013年に国家指定文化財名勝に指定されるほど非常に価値が高い自然遺産です。
出典:青松国家地質公園
14.7Km 2020-02-10
慶尚北道 英陽郡 石保面 トゥドゥル村キル 62
+82-10-7373-8337
「トドゥル村(トゥドゥルマウル)」は「丘の上にある村」という意味です。1640年に石渓(ソッケ)李時明(イ・シミョン)が丙子胡乱を回避してやって来て開拓し、彼の後世である載寧(チェリョン)李氏たちが集姓村を形成してきました。朝鮮時代1899年にはここに国立病院とも言える広済院がありました。村には李時明が住んでいた石渓古宅と学生たちを教えていた石川書堂を含む伝統家屋30余棟をはじめ、ハングルで書かれた初の料理本「飲食知味方」を書いた貞夫人張(チャン)氏を指す安東張氏遺跡碑、李文烈(イ・ムンヨル)が建てたクァンサン文学研究所などがあります。村の前を流れる花梅川の絶壁の上には李時明の四男である李嵩逸(イ・スンイル)が刻んだ遺墨もはっきりと残っています。1994年に政府により文化村に指定されました。
14.9Km 2021-04-02
慶尚北道 安東市 ウッジャントキル 90
+82-54-822-7008
新鮮な川魚で作ったメウンタン(魚の辛味スープ)が味わえます。慶尚北道のアンドン市に位置した韓食専門店です。代表的なメニューは淡水魚の辛味スープです。
18.0Km 2024-12-20
キョンサンブクト アンドンシ スゴクヨンギェロ 1714-11
+82-54-822-6661
「スエ堂」は、独立運動家のスエ·ユ·ジンゴル先生が1939年に建てた家であり、慶尚北道の文化財の資料であります。入母屋の正寢とギヨクの文字型の古房棟が向かい合っており、その間には中庭があり、門は5間の規模のソスルデムンがあります。臨河ダムの建設で、水没地区に入ることになって、1987年には現位置に移転し、部屋と板の間は、黄土と天然塗料で仕上げ、スエ堂からみられる湖の全景がとても美しい。
19.0Km 2024-12-20
キョンサンブクト アンドンシ キョンドンノ 2661-8
+82-54-822-6205
300年余りの時間を抱いて安東市の臨河湖が見下ろせるところにある「ジョンジェ宗宅」は、退渓李滉の学問を継承したジョンジェ・リュ・チミョン先生の宗宅であります。基壇と木の柱、縁側、瓦などにそのまま残っている歳月のおかげで、眺めるだけでも心が落ち着きます。宗宅はデムンチェ、ジョンチム、ヘンランチェ、祠堂、亭子で構成されていて、特に亭子の「マンウジョン」は、リュ·チミョン先生の講学支所として宿泊も可能であります。ソンファ酒作りと牛乳作り体験、伽倻琴や民謡プログラムを運営し、時々小さな音楽会を開くこともあります。
19.2Km 2024-12-19
慶尚北道 英陽郡 立岩面 英陽路 883-6
+82-54-682-6271
英陽唐辛子広報展示館は英陽の唐辛子の価値と競争力を高め、唐辛子産業に対する国民的な関心と理解を深めるために建てられました。地上2階建て規模で主要施設はテーマ館、広報館、映像館、農水産直営販売所などがあります。テーマ館には唐辛子と唐辛子の栽培の変遷過程が展示してあり、広報館には英陽の唐辛子の優秀性と栽培技術などに関する内容が展示されています。農水産物直営販売所には唐辛子だけではなく英陽郡で生産されている各種農産物が販売されています。展示館周辺の野外空間には大理石を活用した彫刻作品と唐辛子の栽培過程を伝える造成物も設置されています。