道東書院[ユネスコ世界遺産(文化遺産)](도동서원 [유네스코 세계문화유산]) - エリア情報 - 韓国旅行情報

道東書院[ユネスコ世界遺産(文化遺産)](도동서원 [유네스코 세계문화유산])

0m    15612     2023-01-05

大邱広域市 達城郡 求智面 求智西路 726

大邱(テグ)広域市達城郡(タルソングン)求智面(クジミョン)道東里(トドンニ)にある道東書院(トドンソウォン)は、朝鮮五賢として文廟に従事した朝鮮時代初期の著名な儒学者・寒暄堂(ハンフォンダン)金宏弼(キム・クェンピル)を祀った書院です。
1586(宣祖元)年、地元の儒林(儒学者)らが風景の素晴らしい琵瑟山(ピスルサン)の東の麓に建立、創建当時は双渓書院(サンゲソウォン)と呼ばれ、それから5年が経った1573年(宣祖6)年には当時の朝鮮王朝第14代の王・宣祖(ソンジョ)から賜額もされるほどでしたが、壬辰倭乱(日本でいう「文禄・慶長の役」)により焼失してしまいました。
その後の1604(宣祖37)年、地元の儒林らが現在の位置に祠宇(祠堂)を重創し、甫老洞書院(ポロドンソウォン)と名付けました。
朝鮮時代の高名な儒学者・李滉(イ・ファン)は金宏弼を「東方道学之宗」とその功績を称え、1607(宣祖40)年には宣祖より「道東書院」と賜額され、村の名称もそれに伴い道東里と呼ばれるようになりました。
道東書院は朝鮮時代末期に行われた興宣大院君(フンソンテウォングン)による書院撤廃の際にも韓国全国にあった書院のうち、撤廃を免れた47の重要な書院の一つとして残り、人々や子孫らの手厚い保護を受け、現在に至っています。

玄風郭氏十二旌閭閣(현풍곽씨십이정려각)

6.4 Km    6676     2020-04-14

大邱広域市 達城郡 玄風面 池洞キル 3
+82-53-668-3162

1995年5月12日、大邱広域市文化財資料第29号に指定された玄風郭氏(ヒョンプン・クァクシ)十二旌閭閣(シビジョンニョガク)は、朝鮮時代中期の朝鮮王朝第21代の王・英祖(ヨンジョ=在位:1724~1776年)の治世時に建てられた旌閭閣です。
宣祖31(1598)年から英祖の時代まで、郭氏一門に与えられた12の旌閭(せいりょ)を一ヶ所に集めたもので、建物は前面12間、側面2間の大きさとなっており、屋根は入母屋造りとなっており、屋根の軒を支えるため装飾し作った木組・栱包(コンポ)は柱上部のみある柱心包(チュシムポ)様式となっています。
建物内部には2基の碑石と12の扁額があり、6・25戦争(韓国戦争・1950~1953年・休戦)により建物の一部や碑石1基が完全に破壊されましたが、1963年にすべて重修されました。
建物と扁額は最近のものではありますが、十二旌閭閣は一つの村で郭氏一門に12の旌閭を与えられたという類稀なことから重要な遺産と言えます。
朝鮮時代には王と家臣、父と子、夫と妻との間でしかるべき道理を守った者に対して、一族の家の前に赤い旌門(せいもん)を建て、このことを旌閭(せいりょ)といい、時の国王から称えられました。


[郭氏一門に与えられた主な行跡]
① 壬辰倭乱(日本で言う「文禄・慶長の役」)の際、安陰県監であった郭●(クァク・ジュン=●はそうにょうの上に夋)が黄石山城(ファンソクサンソン)で二人の息子とともに戦死すると、その妻と出家した娘が夫の後を追い自決、これに対し宣祖が旌閭。
② 郭再祐(クァク・ジェウ)の従兄弟・郭再勲(クァク・ジェフン)の息子四兄弟が壬辰倭乱の時、倭敵から病で闘病中の父親を命懸けで助けたことに対し、宣祖が旌閭。
③郭再祺(クァク・ジェギ)の妻・広州李氏は壬辰倭乱の際に倭兵と遭遇、川に身を投げ純潔を保ったことに対して、宣祖が旌閭。
④郭弘垣(クァク・ホンウォン)の妻・密陽朴氏は夫を傷付けようする強盗に身を挺して守り結果亡くなったことに対し顕宗が旌閭。
⑤郭寿亨(クァク・スヒョン)の妻・安東権氏は結婚して1年も経たずに夫が病に伏せ重篤な状態になると、代わりに死ぬことを昼夜を問わず願ったものの、願いかなわず夫を失い、何も食べずに後を追うように亡くなってしまったことに対し顕宗が旌閭。

161COFFEE STUDIO(161커피스튜디오)

161COFFEE STUDIO(161커피스튜디오)

6.5 Km    0     2024-04-16

テグ広域市タルソン郡ヒョンプン邑ピスルロ581

161COFFEE STUDIO(161コーヒースタジオ)は、テラスと芝生の庭がある大型ベーカリーカフェです。子ども向け施設が整えられており、子ども連れにありがたいカフェとして人気があります。秋になるとピンク色のミューリー(ミューレンベルギア)が生い茂るため、ピンクミューリーカフェとも呼ばれています。様々な飲み物やスイーツなどを提供しており、中でも161SALT COFFEE(塩クリームアインシュペナー)がシグネチャーメニューです。全面窓ガラスに囲まれているので、室内から開放感あふれる田園風景を楽しむことができます。

元祖玄風パクソソンハルメチプ・コムタン(원조현풍박소선할매집곰탕)

元祖玄風パクソソンハルメチプ・コムタン(원조현풍박소선할매집곰탕)

6.6 Km    2324     2024-02-27

大邱広域市 達城郡 玄風面 城下里
+82-53-611-7570

1950年代からテンジャンチゲを販売する田舎の食堂として始まった元祖玄風(ヒョンプン)パク・ソソンハルメジプ・コムタンは、特別な日だけ販売していたコムタンが口コミで広がったことで、看板メニューになりました。パク・ソソンおばあちゃんが「ハルメジプ」という名前で始め、3代にわたって伝統を受け継いでいます。海州(ヘジュ)、羅州(ナジュ)と共に全国3大コムタンに数えられる大邱(テグ)・慶尚北道(キョンサンブクト)コムタンを代表するお店であり、澄んだスープとたっぷりと入ったお肉の多様な部位が調和した味で評判のお店です。

高霊場基里岩刻画(고령 장기리 암각화)

高霊場基里岩刻画(고령 장기리 암각화)

7.2 Km    17138     2022-09-16

キョンサンブク道コリョン郡テガヤ邑アレアルトギル15-5

高霊(コリョン)場基里(ジャンギリ)岩刻画」(良田洞岩刻画)は高さ3m、横5.5mの長方形の岸壁に刻まれた絵で、1971年に発見されました。岩刻画とは先史時代の信仰や生活像を生き生きと表現した絵のことで、主に多産を祈願する呪術的な内容が岩や神聖な場所に刻まれています。
高霊場基里岩刻画には同心円や十字型、仮面型の模様が刻まれています。 三重の同心円は4点あり、太陽と月を象徴しています。十字型は部族社会の生活圏を表しているものと推定され、17点描かれている仮面型は人の顔とされています。

国立大邱科学館(국립대구과학관)

8.5 Km    4020     2023-01-05

大邱広域市 達城郡 瑜伽面 テクノ大路6キル 20

国立大邱(テグ)科学館は、遊びを通じて、わかりやすく科学を学び体験できる施設です。
国立大邱科学館に来れば、自ら見て、触って、体験できる様々な科学体験プログラムに参加することができ、同世代の子どもたちと一緒に、限りない想像力を発揮できる科学の世界を体験できます。

大加耶歴史テーマ観光地(대가야 역사테마관광지)

大加耶歴史テーマ観光地(대가야 역사테마관광지)

10.2 Km    25386     2023-03-07

キョンサンブク道コリョン郡テガヤ邑テガヤロ1216

「大加耶(テガヤ)歴史テーマ観光地」は大加耶の中心となった都、慶尚北道高霊郡にある大加耶の文化と歴史をテーマにした公園です。古代文化(土器、鉄器、伽倻琴)や4D映像館、大加耶探訪森の道など、多くの見どころがあります。

大見寺(대견사)

10.4 Km    35246     2024-02-15

テグ広域市タルソン郡ユガ邑ヒュヤンリムギル232

大見寺(テギョンサ)は、大邱・琵瑟山(テグ・ピスルサン)の頂上、標高1,000メートルの高い場所に位置する千年古刹で、仏舍利が安置されています。屏風のような奇岩に囲まれており、空と接するように建つ寺院で、崖の上に危うく建つ三重石塔と開放感あふれる眺望が絶景です。琵瑟山ツツジ群生地の開花時期の春には、幻想的な景色が見られます。琵瑟山自然休養林から電気自動車に乗って気軽に登ることができます。

高霊大伽倻遺跡地(고령 대가야유적지)

高霊大伽倻遺跡地(고령 대가야유적지)

10.5 Km    8336     2021-04-30

慶尚北道 高霊郡 大伽倻邑 大伽倻路 1203

高霊(コリョン)大伽倻(テガヤ)遺跡地は520年もの間(西暦42年~562年)繁栄した大伽倻国の都邑・首都であった高霊にある遺跡地を指します。近年、大伽倻文化についての研究が活発となり、歴史探訪に興味を持つ一般の人々の関心も日増しに高まってきています。韓半島の文化や歴史をありのまま知ることができ、古代文化の痕跡を垣間見れる場所でもあります。ここは韓国の人々のみならず歴史的に関係が深い日本からの観光客も数多く訪れる場所として知られています。この遺跡地ではおよそ200基の古墳が密集している池山洞(チサンドン)古墳群や大伽倻時代の代表的な山城である主山城(チュサンソン)、大伽倻時代の唯一の壁画・古衙里(コアリ)壁画古墳などさまざまな伽倻時代の文化に触れることができます。

行く前に知っておこう、遺跡地内の文化遺産
1. 池山洞古墳群
池山洞古墳群とは高霊邑の後方、主山(チュサン)の主稜線上に築造された大型古墳や南東の斜面に築造されたおよそ200基の古墳のことをいいます。1977年から発掘された32~35号古墳では鉄製の兜や鎧、金銅冠などが出土し、支配階級の墓であることが明らかになりました。また44・45号古墳は古代社会の殉葬制度を示す貴重な遺跡地として評価されています。史跡第79号にも指定されている池山洞古墳群には、文化財保存及び一般公開を目的に設立された大伽倻王陵展示館が2000年9月18日に開館しました。

2. 主山城
主山にある山城で、内城と外城の二重構造の城郭をなし、総延長は1,351m、東側の丘陵に石築で強固に積まれた山城は現在でも残っています。大伽倻時代の代表的な山城と推定されている山城で、史跡第61号に指定されています。

3. 古衙里壁画古墳
1963年古墳から壁画が発見・調査され一躍世の中に知られるようになった古衙里壁画古墳。大伽倻時代の唯一の壁画古墳で、史跡第165号に登録されています。外形の直径は東西におよそ25m、南北に20m、高さは6.9mあります。壁画は壁と天井に漆喰加工をし描いたもので、天井の板石の上に薄紅、緑、黒、褐色で色彩され描かれた蓮花紋(蓮の花の文様)が一際目立ちます。古墳は高霊邑古衙里(コアリ)にありますが、保存のため内部観覧は許可されておらず、実物大の模写図が高霊郡庁に展示されています。

4. 大伽倻博物館
大伽倻王陵が密集している主山の麓にある大伽倻博物館は大伽倻王陵展示館をはじめ韓国唯一の大伽倻専門博物館です。2000年9月に開館した大伽倻王陵展示館は韓国ではじめて確認された大規模な殉葬墓陵である池山里44号墳の専門展示館です。池山里44号墳の内部をそのまま再現しており、実物大に再現した44号墳の中に入ると、墓陵の構造や築造方法、埋葬者や一緒に殉葬された人々の埋蔵の様子、副葬品の種類や性格などを直接見ることができるような構造になっています。2005年4月に開館した大伽倻博物館は大伽倻の歴史や文化を中心に旧石器時代から近代に至る高霊地域の歴史や文化を総合的に理解できる博物館です。また年に1、2回ほど企画展を開催する企画展示室や子ども体験学習室、野外展示場などもあります。

5. 大伽倻文化学校

大伽倻文化学校は廃校(旧・月幕=ウォルマク=初等学校)を活用した施設で、韓国の木版印刷文化である古印刷を単に観覧するだけにとどまらず、自ら体験することで、その中に宿る先祖が成し遂げた当時の科学や精神文化を学ぶことができる場所です。ここでは古印刷体験、版刻(板刻)体験、韓紙工芸、茶道体験など数多くのプログラムが実施されており、児童・生徒、大人、外国人の方々も毎年数多くこの場所を訪れさまざまなプログラムを体験しています。大伽倻文化学校の校長は八万大蔵経の版刻技術継承者であるアン・ジュニョン氏で、その道20年の経歴を持つ匠です

6. 王井

王井(ワンジョン)は大伽倻時代の王宮で使われていた井戸と推定されている井戸です。伽倻土器や瓦の破片がここから出土しており、現在は高霊初等学校の敷地内にあります。

大伽倻博物館(대가야박물관)

10.5 Km    25876     2024-02-08

キョンサンブク道コリョン郡テガヤ邑テガヤロ1203

大伽倻(テガヤ/大加耶)博物館は、大伽倻の歴史・文化、殉葬風習などについて見て、感じて、体験できるようにした新しい概念の博物館であり総合展示館です。大伽倻王陵展示館と大伽倻歴史館、于勒博物館で構成されています。
大伽倻博物館は旧石器時代から近代まで大伽倻と高霊地域の歴史と文化を知ることのできる常設展示室と企画展を開催する企画展示室から成ります。その他にも子どもが体験を通じて大伽倻文化を学べる子ども体験室や野外展示場、池山里古墳と休息の丘などがあり、大伽倻時代の人々の生活像に触れ、理解できるようになっています。

大伽倻王陵展示館
高霊池山洞古墳群から出土した大伽倻遺物を中心に展示しています。韓国で初めて確認された大規模な殉葬墳である池山里古墳の内部を再現しているのが特徴です。展示館の建物も墓の形を基に直径37メートル、高さ16メートル規模の超大型ドーム式構造で建てられています。

大伽倻歴史館
大伽倻の歴史を中心に高霊地域の歴史が一目で分かるように、旧石器時代から近代に至る歴史および文化に関する説明と遺物が展示されています。展示室の内容は大伽倻黎明、大伽倻の成立、大伽倻の成長と発展、大伽倻以降の高霊というテーマで構成されています。

于勒博物館
伽倻琴を創製した于勒に関する資料を発掘・収集・保存・展示し、于勒と伽倻琴の世界を知ることのできる韓国唯一の「于勒と伽倻琴」テーマ博物館です。