北村文化センター(북촌문화센터)

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説明

北村(プクチョン)文化センターはソウル特別市が開設した韓屋で、ソウル市民の文化共有を目的に創られた施設です。またセンターは住民文化スペースとしても開放されており、韓国の伝統文化を体験できるさまざまなプログラムも行なわれています。
朝鮮時代末期の有力者であった閔財務官宅の敷地に建てられた北村文化センターは、ソウル特別市が桂洞奥方宅としても知られているこの一帯を買い入れ、外観の改修・補修工事を行なった上で2002年10月29日オープンしました。北村文化センターは、北村に住む地域住民ひとりひとりが韓屋村に誇りを持てるようさまざまな韓国の伝統文化を体験できる文化プログラムを企画・運営する施設でもあります。書芸、茶道、漢文、パンソリなどの伝統文化講座、自然染色、黒竹工芸、閨房文化の伝統を繋ぐメドゥプ、小さな布を縫い合わせて作るチョガクポなどの工芸実技講座、韓屋に対する理解を高めることを目的に北村の韓屋を探訪する韓屋講座、映画上映、演奏会などの文化行事などのプログラムを実施しています。このほかにも北村の歴史や価値を広報する広報展示館、韓屋リモデリングに関連する情報提供及び相談を行なう韓屋改補修相談室、住民サランバンなどの施設もあります。

ソウル特別市では韓屋密集地域である北村の景観を保存するため、韓屋の改修・補修費用を支援するなど北村作り事業を推進しています。この事業の一環として、伝統韓屋を買い入れ人々がいつでも訪問し韓屋の素晴らしさや北村文化を体験できるよう、北村文化センターを開設した経緯があります。
敷地697平方メートル、建築面積237平方メートルの規模に母屋と門の両脇に設けられた建物、そして離れからなる北村文化センター。北村文化や韓屋を紹介する広報館と伝統文化を体験できる住民文化センター、そして市民と外国人が休息できるサランバンと東屋があります。


北村韓屋村
北村地域は昔から景福宮と昌徳宮、宗廟の間に位置する地域で、ソウル600年の歴史とともに歩んできた韓国の伝統居住地域です。巨大な2つの王宮の間に挟まれる形で密集したこの地域には伝統韓屋群があり、数多く枝分かれした路地が昔のまま残され、600年に及ぶ悠久の歴史を持つ都市の風景を感じることができる場所です。現在は伝統文化体験館や韓屋料理などを通じて古の雰囲気を感じることができます。


ホームページ

http://bukchon.seoul.go.kr(日本語あり)


ご利用案内

お問い合わせおよびご案内 : +82-2-2133-1371~2

利用時間 : 月曜日~金曜日9:00~18:00
土日10:00~17:00
(講座ごとに異なります)


詳細情報

Program Information
伝統文化講座
ソウル市では北村の韓屋生活と伝統文化を学べる伝統文化講座を開設・運営しています。既存の韓屋保存事業だけでなく、北村を伝統文化体験の名所として活性化し、固有の韓屋生活文化を知る文化拠点として構築すべく、伝統文化関連団体や職人が参加し、多彩な講義内容で構成されています。(外国人参加可)
また、こうした文化講座が毎日、文化センターの4つの部屋で行われおり、訪問時にはいつでも見学できます。

講座内容:茶道、メドゥプ工芸、韓紙工芸、七宝工芸、国楽、民画など


位置

ソウル特別市 鐘路区 桂洞キル37

忠州博物館(충주박물관)

忠州博物館(충주박물관)

2025-11-27

チュンチョンブク道チュンジュ市チュンアンタプ面チュンアンタプギル112-28

忠州(チュンジュ)博物館は中原文化圏の学術研究と遺物および遺跡などを保存し、各種特別展などの行事を通じて市民と共にする博物館の実現を目的に設立されたところです。第1展示館、第2展示館、野外展示空間などで構成されており、第1展示館は忠州弥勒大院址、浄土寺弘法国師実相塔模型、石仏立像のような仏教遺跡を展示しています。野外展示遺物は栗陵里石仏立像、長城里三層石塔、龍灘洞石塔といった仏教関連遺物と各種墓碑など多くの石造遺物が展示されています。第2展示館は忠州地域から出土した資料を中心に先史時代から統一新羅時代まで時代の特徴を知ることができ、金陵洞から出土した礫器や忠州早洞里遺跡から出土した石斧、漁網錘、矢じりなど先史時代の遺物、三国・統一新羅時代の土器、瓦類、金属遺物を展示しています。また忠州高句麗碑や丹陽赤城碑を展示し、忠州地域が三国時代の要衝地だったことを示しています。

日帝強占期群山歴史館(일제강점기 군산역사관)

日帝強占期群山歴史館(일제강점기 군산역사관)

2025-11-27

チョンブク特別自治道クンサン市トングクサギル21
+82-63-467-0815

市立「日帝強占期群山歴史館」は人権と平和、和合の場であり、過去の日帝の収奪史を正しく学び、未来の大韓民国の歴史を創造する記憶倉庫です。日帝による強制収奪の痛みは記憶されるべき歴史であり、これを新たに認識して治癒していく未来との疎通も重要な課題です。日帝強占期群山歴史館は収奪の痛みを人権と平和の価値に置き換え、痛みの記憶を持続的に収集、研究・展示と教育を通じてこれを証明し、未来につなぐことができるよう努力しています。

忠州高句麗碑展示館(충주고구려비전시관)

忠州高句麗碑展示館(충주고구려비전시관)

2025-11-26

チュンチョンブク道チュンジュ市チュンアンタプ面カムノロ2319

2012年に開館した忠州(チュンジュ)高句麗碑展示館は高句麗の石碑である忠州高句麗碑を見ることができるところです。忠州は鶏立嶺と竹嶺、南漢江などがあり、戦略的要衝地でしたが高句麗が忠州を約70年という長い間占領した名残が見られるのが忠州高句麗碑です。古くから可金面龍田里立石村の前に立っていた忠州高句麗碑は、1979年になってようやくその価値が世に知られるようになりました。長寿王が南漢江流域を攻略した後に建てた記念碑と推定され、高句麗碑と命名されました。忠州高句麗碑展示館は忠州高句麗碑だけでなく、高句麗の遺産、説話、生活像、安岳3号墳、広開土大王碑、忠州高句麗碑の発見過程なども紹介しています。

蔵米ギャラリー(장미갤러리)

蔵米ギャラリー(장미갤러리)

2025-11-26

チョンブク特別自治道クンサン市ヘマンロ232

群山(クンサン)蔵米(チャンミ)ギャラリーは日帝強占期に建築され、その後廃墟となった建物を2013年に整備しギャラリーとして活用しているスポットです。ギャラリーの名前は旧住所である群山市蔵米洞から取ったもので、これは収奪した米の蔵という意味があります。日帝強占期、総督府主導で大型化した群山港は韓国の農産物が日本に流出する通路となりました。日本は港前に大きな倉庫を建て、そこに湖南(ホナム)や忠清道(チュンチョンド)から持ってきた穀物を集めて船に積み、町の名前も「蔵米洞」と名付けました。ギャラリー1階は体験学習場、2階は展示場となっており、体験学習場ではコースター、アロマキャンドル、 木製ネックレス、ハンカチなどをつくる体験プログラムを運営しています。展示場ではハ・バンヨン画伯追慕展、ソ・ギョンスン作品展などが開かれ、周期的に企画展示を開催しています。ギャラリー横には1930年代に朝鮮米穀倉庫株式会社により収奪した米を保管していた倉庫を改修・補修後に開館した77席規模の蔵米公演場があります。

北韓人権展示室(북한인권전시실)

北韓人権展示室(북한인권전시실)

2025-11-14

ソウル特別市チョンノ区サミルデロ393

北韓人権展示室では北韓の人権に関する常設展示を行っています。今なお続く北韓の人権侵害の実態を記録し、証言するダークツーリズムスポットで、こぢんまりとしたスペースですが、訪れた人の心に深い印象を残す場所です。展示室を運営する「北韓人権情報センター(NKDB)」は、北韓住民に関する人権記録を世界でもっとも多く収集・アーカイブしている機関です。ここに保管されている証言や資料は他では容易に触れられない生きた歴史であり、現在進行形の現実です。記録資料や、寄贈された北韓の生活用品などを通して北韓の今を垣間見ることができ、脱北者(北韓から国外脱出した北韓国籍者)の作家による作品にも触れることができます。

DASIBOOKSHOP(다시서점)

DASIBOOKSHOP(다시서점)

2025-08-08

ソウル特別市カンソ区コンハンデロ8ギル77-24

DASIBOOKSHOP(タシソジョム)は大型書店とは異なり、小規模運営で厳選した図書やキュレーションによって読者と本を繋ぐことに重点を置いています。中古本と新刊を扱い、独立出版物と呼ばれるものや限定版図書など大型書店では見つけにくい本を提供します。読書会、作家講演、ブックトークといった文化プログラムを主催し、地域文化コミュニティの形成にも寄与しています。オン・オフラインチャンネルを通じて図書販売を行い、自主製作グッズや特別企画商品を出すこともあります。地域住民だけでなく独立出版および小規模文化活動に関心のある人々に開かれた空間です。

Neo Art Center(네오아트센터)

Neo Art Center(네오아트센터)

2025-07-29

チュンチョンブク道チョンジュ市サンダン区スアムロ37

Neo Art Cente(ネオアートセンター)はスアムゴルの中心に位置し、創意的かつ革新的な展示で地域を代表する文化空間を目標に設けられました。主な事業は若手アーティストの創作活動支援および企画展示支援、アーティストとコレクターの相互コミュニティの提供および市場動向の情報提供であり日常の中で文化の生産と消費が自然に連携できるように支援する文化プラットフォームです。約596坪規模で、4つの室内展示場と野外展示場、野外公演場、NEOカフェテリアがあります。NEOカフェテリア屋上を利用した150席規模の野外公演場は、8坪規模の舞台と屋外電気設備がありハウスウェディングなど、様々な複合文化空間として利用されています。

清州芸術の殿堂(청주예술의전당)

清州芸術の殿堂(청주예술의전당)

2025-07-29

チュンチョンブク道チョンジュ市ソウォン区フンドクロ69

清州(チョンジュ)芸術の殿堂は大公演場、小公演場、大展示室、小展示室、大会議室で構成されており、他に子どもの遊び場も備えられています。1995年に開館して以来、レベルの高い公演を毎年約600回開催し、市民の文化欲求を満たすのに大きく貢献しています。市立交響楽団、市立合唱団、市立国楽団、市立舞踊団で構成された清州市立芸術団が定期公演をはじめ、木曜公演、ブランチコンサートなど多様な企画公演を行っています。

済州航空宇宙博物館(제주항공우주박물관)

2025-09-23

チェジュ特別自治道ソグィポ市アンドク面ノクチャブンジェロ218

済州(チェジュ)航空宇宙博物館は最先端技術とマルチメディアを使った多彩で楽しい体験施設と有益な教育プログラムを運営しています。航空宇宙のビジョンを提示するとともに教育のための体験型展示空間を構成し、航空宇宙科学技術に対する理解の向上と教育の機会を提供します。航空、空軍の歴史をはじめ天文学や銀河系について知ることができるアジア最大規模の博物館となっており、39機の実物航空機は子どもに人気がある他、博物館2階から眺める展望は最高で観光客にも好評です。

木浦大衆音楽の殿堂(목포 대중음악의 전당)

2025-07-29

チョンラナム道モクポ市ヘアンロ249ボンギル34

木浦(モクポ)大衆音楽の殿堂は、1897年の開港以降に建築された近代金融建築物のうち唯一残っている旧湖南銀行木浦支店をリモデリングした空間です。1階では湖南銀行木浦支店の歴史関連資料や映像の観覧、近代木浦へのVR時間旅行や昔の曲の鑑賞、レトロ衣装体験などが可能です。2階の展示場では木浦を代表する歌手イ・ナニョンや木浦関連の大衆歌謡などを紹介しています。