雪岳山国立公園(内雪岳)(설악산국립공원(내설악)) - エリア情報 - 韓国旅行情報

雪岳山国立公園(内雪岳)(설악산국립공원(내설악))

雪岳山国立公園(内雪岳)(설악산국립공원(내설악))

19.1 Km    24094     2021-02-09

江原道 麟蹄郡 北面

韓半島の南北を貫く太白山脈(テベクサン)の最高峰・大青峰(テチョンボン・標高1,708メートル)を頂点に広がる雪岳山(ソラクサン)は、韓国で最も美しい山で、チョルチュク(クロフネツツジ)などのさまざまな春の花々、澄んで綺麗な夏の渓流、雪岳祭前後に色づく秋の紅葉、雪をかぶった冬の雪景など、一年を通じて訪れる人々に感動を与えてくれる山です。

寒渓嶺(ハンゲリョン)や弥矢嶺(ミシリョン)を境に西側の麟蹄郡(インジェグン)は内雪岳(ネソラク)と呼ばれています。
内雪岳は百潭(ペクタム)渓谷、水簾洞(スリョムドン)渓谷、九曲潭(クゴクダム)渓谷、伽倻洞(カヤドン)渓谷、十二仙女湯(シビソンニョタン)渓谷、龍牙長城(ヨンアチャンソン)、キッテギコル、そして将帥台(チャンスデ)地区の大勝瀑布(テスンポッポ)、玉女湯(オンニョタン)などが美しく、山の光景が大変秀でている場所です。それだけ内雪岳は雪岳の渓谷美を十二分に実感できるところとなっています。
渓谷の枝分かれが多く、登山コースもそれだけ数が多くなっています。龍垈里(ヨンデリ)~百潭渓谷~水簾洞コース、十二仙女湯渓谷コース、将帥台~大勝嶺(テスンニョン)コースなどが代表的です。

楊口白磁博物館(양구백자박물관)

楊口白磁博物館(양구백자박물관)

19.5 Km    19797     2022-08-16

カンウォン道ヤング郡パンサン面ピョンファロ5182

地元・楊口(ヤング)方山(パンサン)地域の白磁が展示されている楊口白磁博物館(旧・方山磁器博物館)。この博物館では博物館所蔵の白磁をはじめ、陶枕、匣鉢(カッパル=こうばち)などの窯道具に至るまで白磁に関するさまざまな展示を行っています。また、白磁に関連する様々な映像も上映されており、方山地域の白磁の変遷を知ることができます。

体験スペースには電気窯、ガス窯、薪窯など様々な焼き窯があり、屋外・室内問わず白磁体験が可能で、そのスペースはおよそ230平方メートルの規模を誇ります。この体験スペースでは土を作る方法や成形、そして窯で直接焼いて磁器が作られる全過程を体験することができます。

高麗時代からすでに陶磁器の生産地として注目されていた江原道(カンウォンド)楊口郡(ヤンググン)方山面(パンサンミョン)ですが、朝鮮時代には京畿道(キョンギド)広州(クァンジュ)の分院(プノン)で作られる白磁の原材料を供給していた場所として知られ、広州・分院白磁の技術や造形美がここに伝えられました。

方山面一帯の陶窯址の発掘調査の結果、40基の窯跡が確認されています。当該地域は楊口郡内の現・方山面内にある長坪里(チャンピョンニ)、漆田里(チルチョルリ)、県里(ヒョルリ)、松峴里(ソンヒョルリ)、五味里(オミリ)、金岳里(クマンニ)の6地域と、隣接する楊口邑(ヤングウプ)にある上無龍里(サンムリョンニ)を含む計7地域になります。長坪里では7基、漆田里5基、県里4基、松峴里7基、金岳里4基、五味里4基、上無龍里9基の計40基が確認され、およそ7つの地域で白磁を制作する時に使ったとみられる原材料が確認できました。

朝鮮時代後期に王室の官窯・分院で作られた白磁の原材料の主要な供給元のひとつがここが楊口郡であったことから、原材料の需要と供給の関係にあった広州分院白磁とのつながりもあったことが分かります。実際に楊口で見つかる白磁、青華白磁などは、特に朝鮮後期の分院白磁と造形的観点から非常に強い相互関係が見受けられます。
楊口は韓国戦争勃発前まで窯業が続いていた場所で、朝鮮時代から近代へと移行する時期の韓国の近代陶磁産業の歴史を垣間見ることができる重要な遺跡となっています。

楊口・方山の白磁生産600年の歴史を伝える楊口白磁博物館では、朝鮮王朝最後の官窯・分院里青華白磁と双肩をなし王室白磁を庶民層にも広めた朝鮮白磁の最後の名品・方山青華白磁の壺を中心に、良質な楊口白土が生み出した白い朝鮮白磁の威光とその流れを感じることができます。