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公州武寧王陵と王陵園[ユネスコ世界遺産](공주 무령왕릉과 왕릉원[유네스코 세계유산])

公州武寧王陵と王陵園[ユネスコ世界遺産](공주 무령왕릉과 왕릉원[유네스코 세계유산])

2024-08-19

チュンチョンナム道コンジュ市ワンヌンロ37-2

公州(コンジュ)市錦城洞にある熊津百済時代の王の墓が集まっている場所で、武寧王陵(ムリョンワンヌン)をはじめ、7基の墓があります。宋山(ソンサン)の渓谷を挟んで西側に武寧王陵と5・6号墳があり、東北側に1~4号墳があります。1~6号墳は日帝強占期に調査された際に古墳の構造や形式が明らかにされており、武寧王陵は1971年に5・6号墳の補修工事の際に発見されました。

1~5号墳はすべて横穴式石室墳で、墓の入口から遺体が安置されている玄室にいたる通路が玄室の東の壁側にあるのが特徴です。1~4号墳は床に小石を敷いて棺台が作られており、5号墳はレンガ造りとなっています。このように同じ様式の墓でありながらも構造や規模において多少の差があるのは、次期が違っていることが影響しているものとみられています。5号墳は手つかずの状態で残されていましたが、1~4号墳は調査前にすでに盗掘されていました。これ以外に塼築墳で宋山里壁画古墳とも呼ばれる6号墳と武寧王陵があります。

6号墳は天井がドーム型で、二重の羨道と長方形の玄室が特徴です。五銖銭が刻まれたレンガが積まれており、玄室の壁には7つの油皿置き場があり、四神図、日月図などの壁画が描かれています。武寧王陵も蓮の花の模様のレンガ造りとなっており、壁には5つの油皿置き場がある他、墓誌などの多くの遺物が出土しました。

6号墳と武寧王陵は現存する百済のレンガ造りの墓で、いずれもトンネル状の玄室の前方に短いトンネル状の羨道があり、長い排水路が作られています。このような形式のレンガ造りの墓は中国の影響を受けたもので、壁画は高句麗の影響を受けているものとみられています。武寧王陵は確実な年代を知ることができるため、百済社会の社会像・文化像を研究するのにきわめて重要な資料であるといえます。

<出典:国家遺産庁>

公州・公山城[ユネスコ世界遺産](공주 공산성 [유네스코 세계유산])

公州・公山城[ユネスコ世界遺産](공주 공산성 [유네스코 세계유산])

2024-03-15

チュンチョンナム道コンジュ市ウンジンロ280

公州(コンジュ)市の中心部に位置する公州・公山城(コンサンソン)は、475年から538年まで古代国家・百済が都にしていた公州の城です。百済以降も新羅、高麗、朝鮮王朝がここを地域行政の中心地として使っていたので、多くの遺跡が今に伝わっています。さらにここでは公州市街地と錦江(クムガン)を眺望することができます。

安眠島自然休養林(안면도자연휴양림)

安眠島自然休養林(안면도자연휴양림)

2021-02-11

忠清南道 泰安郡 安眠邑 安眠大路3195-6

安眠島(アンミョンド)自然休養林は、韓国で6番目に大きい島である安眠島の中央にある休養林。この島は朝鮮時代に船を運搬するために作られた運河に作られた人工島で、1960年、陸橋によって陸続きになりました。海が近くにあり、「安眠松」と言う名の天然松が韓国国内で唯一自生しているところ。周辺には天然記念物に指定されている菩提樹の群落や安眠八景であるおばあさん・おじいさん岩があります。夏には近くのコッチ海水浴場など大小の海水浴場があるので、海水浴を楽しむこともできます。
自然休養林内には、ログハウス、キャンプ場、展望台、山林展示館、子どもの遊び場などの施設がある他、ログハウスから3.5キロメートル奥の方には松林の散策路があり森林浴も楽しむことができます。
安眠島で見逃せないのは西海岸の日没の風景です。特にコッチ海水浴場から眺める日没の風景は最高で、青い海と休養林、日没の風景が調和してとてもきれいです。

丹陽古薮洞窟(단양 고수동굴)

丹陽古薮洞窟(단양 고수동굴)

2024-10-10

チュンチョンブク道タニャン郡タニャン邑コスドングルギル8
+82-43-422-3072

天然の石灰洞窟で、天然記念物に指定されている丹陽(タニャン)古薮(コス)洞窟は、5億年の神秘を秘めた場所で、洞窟の長さは約1,395メートルに達します。
鍾乳石、石筍、地下湖、ケイブパール(洞窟真珠)などが形成されており、獅子(サジャ)岩、嶋潭三峰(トダムサンボン)岩、聖母マリア像、チョンニョネサラン(千年の愛)岩など、様々な形の岩を見ることができます。
丹陽邑市外バスターミナルから1キロメートルのところにあります。

温陽温泉地区(온양온천지구)

温陽温泉地区(온양온천지구)

2024-03-28

チュンチョンナム道アサン市オンチョンデロ1459

温陽(オニャン)温泉地区は、韓国最古の温泉地区でソウルからほど近く朝鮮時代の王様たちが温泉に入り、休養を取った場所です。70~80年代には韓国の新婚旅行先として人気を博しました。温泉水は44~60℃と高温で、体に良い成分が含まれています。温泉地区内にはホテルや水遊び場がたくさんあります。

甲寺(갑사)

甲寺(갑사)

2025-01-07

チュンチョンナム道コンジュ市キェリョン面カプサロ567-3
+82-41-857-8981

甲寺(カプサ)は鶏龍山の北西の山麓に位置しています。統一新羅時代、華厳宗の十大寺院のひとつだった名刹です。周囲には老松やケヤキの森があり、昔から「春麻谷秋甲寺」(春景色は麻谷寺、秋景色は甲寺が素晴らしい)といわれるほど秋の景色が美しいところです。420年、高句麗から来た阿道和尚によって創建された甲寺は、鶏龍甲寺、岬寺、甲士寺、鶏龍寺とも呼ばれました。1597年の丁酉再乱で全焼しましたが、1604年に大雄殿と振海堂が再建され、今日に至っています。長い歴史を持つ甲寺には各種の貴重な国家遺産が保存されています。寺院の周囲には龍門瀑布や水晶峰、天真宝塔、君子台などの名所が集まっています。一般客は寺院で開かれる法会やテンプルステイに参加することができます。

報恩 法住寺[ユネスコ世界遺産(文化遺産)](보은 법주사[유네스코 세계문화유산])

報恩 法住寺[ユネスコ世界遺産(文化遺産)](보은 법주사[유네스코 세계문화유산])

2021-07-30

忠清北道 報恩郡 俗離山面 法住寺路 405

「法住寺(ポプチュサ)」は553年義信祖師によって創建された俗離山を代表するお寺で、多くの文化財を保有しており、華やかな仏教文化に出会えるところです。戦乱により焼失し、現在の姿は数回に及ぶ再建工事によって復元されたものです。

宗廟 [ユネスコ世界遺産(文化遺産)](종묘 [유네스코 세계문화유산])

宗廟 [ユネスコ世界遺産(文化遺産)](종묘 [유네스코 세계문화유산])

2023-08-28

ソウル特別市チョンノ区チョンノ157

「宗廟(チョンミョ)」は朝鮮時代の歴代君主の位牌を奉り祭祀を行う場所です。1394年、太祖(1335-1408)・李成桂が朝鮮王朝の建国とともに、新たな都、漢陽に景福宮と同時に建てた建築物で、その伝統的な荘厳な儀式である祭礼や祭礼楽など、長い伝統と慣習がそのまま保存され、世界文化遺産に登録されています。
宗廟正門を入ると三本の道があり、少し高い真ん中の道は亡くなった王の道、東側は王、西は王世子のための道となっています。真ん中の道は正殿に続き、両側の道は斎戒沐浴して祭祀の準備をする部屋へとつながっています。心と体を清めた後、王と世子は典祀庁へ移動します。典祀庁は祭祀を行う食事を準備する場所で、庭を中央に建物をロの字型に配置してあります。
また宗廟の中心である正殿は歴代君主の位牌を奉って祭祀を行う空間です。王に対して祭祀を行うのは中国から伝わったものですが、現在までその伝統を維持しているのはここだけです。正殿には19の部屋があり、各部屋には各王を奉ってあります。正殿の塀の中には君主に誠実に仕えた臣下たちを奉った功臣殿があります。
宗廟祭礼楽は、器楽や歌、踊りで構成されている祭礼楽ですが、500年前の旋律を今日まで伝え、現在世界で最も古い儀礼文化となっており、毎年5月の第1日曜日(変更の場合もあります)にその行事を見ることができます。

麻谷寺[ユネスコ世界遺産](마곡사[유네스코 세계유산])

2025-05-26

チュンチョンナム道コンジュ市サゴク面マゴクサロ966

麻谷寺(マゴクサ)は、公州(コンジュ)泰華山(テファサン)の麓にあるお寺で、640年に建てられました。戦争が起きても難を逃れられるという言い伝えがあり、実際、日本が韓半島を侵略した壬辰倭乱のときも、朝鮮戦争が起きたときも焼かれることなく無事でした。多くの国家遺産が保存されており、テンプルステイが行われていて、韓国の寺院文化を体験することができます。

外岩民俗村(외암민속마을)

2024-10-18

チュンチョンナム道アサン市ソンアク面ウェアムミンソクギル9ボンギル13-2

外岩(ウェアム)民俗村は、500年以上の歴史を持つ牙山(アサン)の民俗村で、昔から農業が営まれ、古い家屋や文化財が保存されています。村の前には韓国の伝統市場が再現されており、韓屋ステイで宿泊体験ができます。韓国の伝統農業や伝統工芸を体験するプログラムも行われています。