2023-10-26
カンウォン特別自治道ヤンヤン郡ソ面テチョンボンギル34
国立公園である雪岳山寒渓嶺五色温泉・薬水地区に位置する五色グリーンヤードホテルは、約15,322坪の敷地に地下3階~地上5階の規模で建てられ、206室の客室、韓国料理店、レストラン、セミナー・宴会場、炭酸温泉浴場、松ブルガマなどの施設があります。
韓国最大の雪岳山炭酸温泉は、古代ローマ時代の休養と健康のための施設であるKARA-KARAのような温泉大浴場で2種類の温泉を楽しむことができます。特に冷泉の炭酸温泉水は様々な成人病疾患に効能があります。
五色温泉の由来は、韓国の4大温泉の中で規模がもっとも大きい中生代ジュラ紀の花崗岩層温泉で、この温泉帯は高城、元岩、束草、尺山、五色から京畿、仁川、忠清南道温陽、道高および徳山温泉を形成しています。また、五色グリーンヤードホテルで自社開発した炭酸温泉は重炭酸や二酸化炭素などの人体有効成分が多量に含まれており、この温泉地帯内では他では見ることのできない温泉です。
2021-05-27
忠清北道 忠州市 仰城面 加谷路1457
仰城(アンソン)炭酸温泉の温泉水は地下700メートルから湧出しており、高・低血圧、糖尿病、関節炎、神経痛、うつ病、成人病を予防し、運動不足の肥満症、肩こり、腰痛、冷え性、便秘、痔を予防するのに効果があります。また、炭酸温泉水は心身のストレスを解消し、新陳代謝促進および血のめぐりをよくし、過敏性皮膚、しみ、そばかす、水虫、湿疹、老人性色素斑などの治療にもよいとされています。
温泉水は水温が25~38度と低めなので、熱めの湯を張った浴槽も別に用意されています。健康増進はもちろん、精神的安定にも大きな効き目があるという炭酸水浴は、肌を滑らかにしてくれ、疲労回復に効果があります。また、仰城炭酸温泉はクヌギを燃料としたクヌギ薪ボイラーを使用してチムジルバンや水を温めています。
仰城炭酸温泉地区について
京畿道長湖院とつながっている忠州市仰城面敦山里と陵岩里一帯には、大規模な炭酸水温泉タウンが形成されています。仰城温泉には「忠温(チュンオン)温泉地区」「陵岩(ヌンアム)温泉地区」「敦山(トンサン)温泉地区」の3つの温泉地区があります。1989年に忠温温泉地区と陵岩温泉地区が観光地に指定され、1995年に敦山温泉地区が観光地に指定されました。
2022-07-20
忠清北道 清州市 清原区 内秀邑 椒井里
清州から東北に約16キロメートルの地点に位置する椒井湧水(チョジョンヤクス)は世界3大鉱泉水のひとつです。約600年前に発見され、『東国輿地勝覧』第15巻と『朝鮮王朝実録』第103巻に由来が記載されています。舌にピリッとした刺激が感じられる冷たい天然炭酸水が湧出する霊泉で、早くから全国的に知られており、また、世宗大王が60日間ここに留まり、眼病を治療したということも伝えられています。1日の湧出量は約358トンほどで、この水を利用した天然飲料水が製造・販売されており、現在この地域では2ヶ所の湧水飲料工場があります。
椒井湧水の卓越した効能は水に含まれている大量のラジウム成分のためであると推測されており、これは眼病だけでなく、皮膚病にも効果が高いといわれています。椒井湧水は世界鉱泉学会からアメリカのシャスタ、イギリスのナポリナスとともに世界3大鉱泉水の1つに選ばれています。また椒井湧水は600年以上の歴史を持つ世界的な鉱泉水(F.D.A.認定)です。
2022-11-25
キョンギ道コヤン市トギャン区ヘンジュロ15ボンギル89
徳陽山頂上に築かれた「幸州山城(ヘンジュサンソン/史跡)」は、 壬辰倭乱(文禄・慶長の役)で、日本軍と朝鮮軍がぶつかった激戦地です。
幸州(ヘンジュ)対戦祭
毎年3月14日、幸州山城では壬辰倭乱の時に日本軍を撃破し、国を危機から救って大きな功績をあげた権慄の幸州対戦を記念した行事とその他多彩な文化イベントが開催されます。多くの人達が参加する中、権慄都元帥の掛け軸が奉られている忠壮祠で行われるこの行事は高陽市長が初獻官となり、将軍の魂を呼び起こすための儀式など様々な伝統儀式が行われます。
2020-05-14
大田広域市 大徳区 長洞
大徳鶏足山城は、大田市長洞にある鶏足山(海抜420メートル)の頂上に稜線に沿って築造された山頂式の山城です。この山城は百済の時代に築造されたものとされていましたが、1998年~1999年の発掘調査により新羅の時代に築造されたものと明らかになりました。
大田の市街地の東北側にそびえる鶏足山と、南側の食蔵山を結ぶ稜線に沿って大小約30の山城が分布しています。このように多くの山城がこの地域に存在している理由は、大田が新羅の首都を防御する要衝の地であり、戦略的にとても重要な場所であったからです。その中でも規模が大きく、戦略的重要性が如実に表れている山城が鶏足山城です。この山城の西側からは大田の市街地の様子を一望することができます。北側には前哨基地と見える梨峴洞山城と長洞山城があります。南側には山の稜線に沿って迭峴城が建っています。
鶏足山城は、面積51,984平方メートル、鶏足山の稜線に沿って1,037メートルとぐるりと長く築造されています。現在は、近隣住民たちの登山路として利用されるなど、市民たちの休息空間として愛されています。
2020-10-29
江原道 太白市 クワウキル38-33
+82-33-553-9707
太白市黄池洞のクワウ村は、周辺の地形が「9頭の牛が寝そべっているような形」であることから「九臥牛(クワウ)」と呼ばれています。標高800~900メートルにある高原自生植物園は、絶滅の危機に瀕した植物を保護するためにつくられたところで、韓国の植物を身近に感じることができます。ひまわりが満開になる8月には「太白ひまわり祭り」が開催され、絵画展、写真展、環境彫刻展などが行われます。
2021-07-01
大邱広域市 中区 西城路 6-1
+82-53-256-3762
徐相敦(ソ・サンドン)は、朝鮮時代末期の企業家・官僚であり民族独立運動家でもあった人物です。大邱(テグ)で紙の行商や反物商として成功し、政府の検税官となり租税穀の管理なども行いました。
1907年、政府が日本から多額の負債を抱え、国権を失うと考えた徐相敦は、大邱広文社の社長である金光済(キム・グァンジェ)とともに国債報償運動を繰り広げました。
大邱市は、桂山洞の李相和(イ・サンファ)古宅の横にあった徐相敦の生家を復元し、国債報償運動記念公園を造成し、銅像を建てるなど徐相敦の崇高な志を称えています。
2022-12-22
江原道 襄陽郡 西面 五色里
江原道(カンウォンド)襄陽(ヤンヤン)から西に20キロメートル、寒渓嶺(ハンゲリョン)から東南に7.5キロメートルの地点に、岩盤3ヶ所から鉄分や炭酸成分を含む湧き水が出る五色湧水(オセクヤクスト)があります。1日1,500リットルほど湧き出ており、五色湧水に行く道の景観の美しさや、雪岳山(ソラクサン)登山ルート沿いの湧水ということでよく知られるようになりました。
2024-03-15
チェジュ特別自治道ソギポ市アンドク面サゲ里981
+82-64-792-8300
済州(チェジュ)山房山(サムバンサン)炭酸温泉は、遊離炭酸と重炭酸イオン、ナトリウムなどの成分が含まれている炭酸温泉です。高血圧と心臓に有効だと知られています。肌美容と疲労回復にも効くので済州を旅しながら溜まった疲れを解消するにも適しています。内部にガラス張りとなっている室内風呂と屋外の露天風呂もあり、山房山と済州の青い海を眺めながらお風呂を楽しむことができます。
2024-05-17
チョンラナム道モクポ市ナムノンロ166-1
カッパウィは、まるで2人の僧がカッ(笠)を被っているように見えることからカッパウィ(笠岩)と呼ばれています。その言い伝えとして、悟りの境地に至った僧が栄山江を渡り羅仏島にあるタッ島へ行く途中、休憩した所に被っていた笠と持っていた杖を置いたものが岩となったとする説、月出山で修行をしていた僧が弟子の僧を連れて木浦に必要な物を調達しに栄山江を渡ろうとしたところ、弟子の僧がはぐれてしまい川を渡りきれず石となって固まってしまったという説があります。また、その他にも木浦で病を患った父親の面倒を見ていた若者が、父親の薬代を稼ぐために家を出たところ、その間に父親が死んでしまい、その若者は自分の親不孝さを謝罪するために食事も取らず笠を被り謝罪し続けていたところ、石になってしまったという説など、いくつもの言い伝えの残る場所となっています。