2021-07-20
ソウル特別市 中浪区 忘憂洞 山69-1
忘憂山(マンウサン)は1933年5月27日、京畿道の林野の一部を京城府が譲渡を受け、共同墓地として使用したのが始まりです。現在、ソウル市内にある唯一の共同墓地であり、総面積490,884坪の中に約28,500基の墳墓があります。1973年3月25日、受け入れる土地の余裕がなくなり埋葬が禁じられました。忘憂里公園には、韓国における子供運動の嚆矢である方定煥、民族代表33人の一人である呉世昌、韓龍雲、天然痘のワクチンの普及の先駆者であり医学者であると同時に国語学者の池錫永、臨時政府内務部書記を歴任した文明煊、東亜日報の主筆と新党の韓国民主党を作った張徳秀、制憲国会議員であり進歩党の党首であった曹奉岩等が安置されており、この七人の著名人の年譜碑が公園内の遊歩道が造成された時の97年2月に建てられました。また、98年2月に詩人の朴寅煥、文一平、徐丙浩、徐東日、吳哉泳、徐光朝、劉相奎、教育家の呉兢善と、八人の年譜碑が追加で設置され、歴史教育の場として活用されています。その他にも独立運動家の金貞奎、画家の李仲燮、小説家の桂鎔黙、 金末峰、 金利錫、 催鶴松、作曲家の蔡東蘚、ジャーナリストの 薛議植、政治家の李炳洪、歌手の車重楽、親韓日本人の浅川巧、朝鮮時代の純祖の長女である明温公主などが安置されていることが、最近明らかになりました。また、忘憂洞山57-1番地一帯の忘憂里公園内の循環道路5.2キロをアスファルトコンクリートで舗装した遊歩道があります。遊歩道の名称は公募により98年5月、「思索の道」に定められ、都市環境と調和した自然の観察路、総合案内板、東屋、湧水などが新しく設置され、区民の憩いの場であると同時に自然が満喫できる公園として多くの人々に愛されています。
2019-04-18
忠清北道 沃川郡 東二面 錦江路596
+82-43-731-2233
忠清南道沃川郡にある「錦江遊園地(クムガンユウォンジ)」は慶釜高速道路の休憩所として有名です。休憩所が造られる前からこの一帯を流れる錦江流域は錦江遊園地と呼ばれていました。休憩所と近郊の村には電力供給を行っている小水力発電所を運営するためダムが建設され、その上流を流れています。下流には河を横切る橋があります。
2023-11-09
テグ広域市トン区アヤンロ9ギル6
1972年、サマトンダクという店で商売をして残ったタクトンチプ(砂肝)を揚げて市場労働者たちにマッコリのつまみとして出したところ好評を得て正式メニューになりました。その後タクトンチプの人気が高まり、周辺の飲食店もタクトンチプ屋に変わるなどしながら「平和市場タクトンチプ屋通り」は形成されました。
2021-07-28
慶尚北道 浦項市 北区 竹長面 樹木園路 647
2001年9月17日に開園した慶尚北道樹木園は、国内最大面積を誇る樹木園です。慶尚北道樹木園は独特な生態の植物が多い鬱陵島の植物を展示した鬱陵島植物園であり、高山植物、鬱陵島植物園、針葉樹園などの24の植物園で構成されています。
2021-07-22
慶尚北道 清道郡 華陽邑 ヤンジョンキル156
慶尚北道清道の名所である落台瀑布がある南山の中腹に位置する「清道韓屋学校(チョンドハノクハッキョ)」は、大工を養成するための教育の場で、韓国固有の韓屋を建てる方法を教えてくれる学校として人気が集まっています。
韓屋学校の庭からは清道が見渡せ、大きなノワチプ(屋根が赤松の切れ端で造られている家)は韓国の伝統がそのまま残っておりとても印象的です。
韓屋学校の教育課程は大工養成課程、専門家課程、自分で家を建てる課程と韓屋の窓作り、かんながけ、木材の切り方などの実習体験および焼き芋、餅つき、韓国伝統家屋に関する話など、子どもの為の韓屋文化体験教室も準備されています。季節によってさまざまなプログラムがあり、親子で楽しむことができます。
2021-06-22
全羅南道 谷城郡 谷城邑 道林路 175
道林寺(トリムサ)は全羅南道谷城郡谷城邑から西南4キロメートルほどのところにある聖出峰の中腹にあります。新羅時代の660年に元暁大師が建てたといわれており、現在、道林寺には普光殿、薬師殿、応真堂、冥府殿などの建物があります。また、寺の入口には「道林寺」という扁額が掲げられており、文字は画家・許百錬の揮毫によるものです。
2021-02-25
全羅南道 求礼郡 土旨面 ピアコル路774
+82-61-782-7412
求礼郡にある「燕谷寺(ヨンゴクサ)」は543年に華厳寺の宗主・縁起祖師によって創建されました。その後、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)で焼失、さらに韓国戦争(朝鮮戦争)でも焼失しました。1981年3月1日、当時の住職であるチャン・スンブ僧侶が政府の支援とお布施で昔の本堂を撤去し、そこに御影石と自然石で石垣を築いて正面5間、側面3間の新しい本堂を建てました。寺の名前を燕谷寺としたのは、縁起祖師がここでツバメを見たことに由来しています。縁起祖師が初めてここに来て風水地理を見ていた時、現在の本堂の場所に池がありました。池を注意深く見ていると中央の水が渦巻き、一羽のツバメが飛び立ちました。そこでこの池を埋めて本堂を作り、寺の名を燕谷寺としたと伝えられています。
2023-01-05
テグ広域市タルソン郡ユガ邑イリョンソンサギル61
「琵瑟山(ピスルサン)自然休養林」は大見峰を中心に照華峰、観機峰まで広がる341ヘクタールの休養林で、自然景観が美しいことで有名です。山の中腹に珍しい形をした岩や絶壁が集まっており、春に琵瑟山の登山道を歩いていると美しく咲き乱れるピンク色のツツジを見ることができます。また、冬には氷の洞窟や氷の塔、ソリゲレンデ、ツララの丘などの見どころがあります。
2021-06-30
忠清南道 泰安郡 安眠邑 正堂里
+82-41-670-2691
泰安半島の南部に位置する島のようではない島「安眠島」の連陸橋を過ぎて10分ほど行くと「安眠(アンミョン)海水浴場」の案内板があり、そこから5分ほど松林を行くと広い砂浜が広がります。
2023-02-20
チェジュ特別自治道チェジュ市ハンリム邑ハンリムロ300
双龍は黄金窟、昭天窟、双龍窟、万丈窟を合わせて済州島の代表的な龍岩洞窟です。洞窟の長さは約400メートル、広さ6メートル、高さ3メートル程度の規模で、250万年前の漢拏山一帯の火山の爆発によって形成されました。溶岩洞窟であり、石灰洞窟の特徴が複合された2次元的な洞窟であるという点が特徴でその一帯が砂と貝殻が混ざった層でできています。洞窟の内部は天井から突き出ている石鍾と地面からの石筍で神秘的な景観を演出してます。洞窟の壁面には石灰分がかぶせられていてまるでひとつの巨大な壁画が刻まれているような鬱蒼とした姿を見ることができます。洞窟内部の温度は年中17~18度を維持しており、夏には避暑地として冬には寒さをしのげる場所として脚光をあびています。
双龍窟は左右両方に分かれていて、まるで龍2匹が洞窟の内部にいて外に出てくるかのような姿をしていることから双龍窟と言われています。双龍窟の第2入り口と挟才窟の最後の部分が隣接していて2つの洞窟はもともと1つであり、内部が陥没したことで2つの洞窟に分かれたと推測されています。挟才窟と同様、天然記念物に指定されています。