13.7 Km 2 2020-04-15
全羅北道 群山市 内港1キル 8
群山(クンサン)は、近代の歴史で収奪の痛みに耐え、これに果敢に立ち向かった情熱あふれる街。
そんな歴史をもつ群山には日帝強占期(1910~1945年)の近代文化を感じられる文化財が旧市街地を中心に残されています。群山の旧市街地は、朝鮮時代後期から日帝強占期の群山へタイムスリップをするかのような雰囲気に満ちた街で、「群山時間旅行村」とも呼ばれています。
群山近代歴史博物館、湖南(ホナム)関税展示館、群山近代美術館、蔵米(チャンミ)ギャラリー、群山近代建築館、鎮浦(ジンポ)海洋テーマ公園、浮き橋(浮桟橋)、海望窟(へマングル)、ハン・ソッキュ、シム・ウナ主演映画『8月のクリスマス』の舞台となったチョウォン写真館、群山新興洞(シヌンドン)日本人家屋(広津家屋)、群山抗争館、東国寺(トングクサ)、群山3.1運動記念館、蔡万植(チェ・マンシク)文学館、李永春(イ・ヨンチュン)家屋、群山旧臨陂(イムピ)駅など17の観光スポットを巡り、過ぎ去り時代の独特な雰囲気を感じることができます。
13.8 Km 10252 2021-09-27
全羅北道 群山市 東国寺キル16
東国寺(トングクサ)は1909年から群山(クンサン)で布教を始めた曹洞宗の日本人僧侶・内田仏観(善応仏観)が1913年に建立した寺です。
日本強占期(1910~45年)の間、日本人の住職によって寺は守られてきましたが、1945年8月15日、日本の植民地支配から解放される日を迎え、大韓民国の懐へ戻ってきたという苦難の歴史を持つ寺です。
東国寺は韓国に残された唯一の日本式の寺で、大雄殿と寮舎の建物が渡り廊下でつながっているのが特徴です。
韓国の伝統家屋に見られる原色鮮やかな丹青(タンチョン)で彩られた韓国の寺院とは異なり、装飾がない軒や大雄殿の側面には多くの戸があり、日本的な雰囲気を醸し出しています。
東国寺は曹渓宗第24教区・高敞(コチャン)禅雲寺(ソヌンサ)の末寺に当たります。
東国寺の大雄殿は2003年7月、国家指定登録文化財に指定されました。
東国寺の元々の名称は錦江禅寺(錦江寺)と言われていました。この錦江禅寺は1909年、内田仏観という日本人僧侶が群山に布教所を開設し創建した曹洞宗の寺でした。
日本の仏教は1877年、釜山(プサン)の開港とともに、日本政府の要請により流入してきました。
一番最初に浄土真宗大谷派が布教を開始し、1904年群山にも布教所を開設し、日蓮宗が続きました。
日本の仏教が韓国に進出した理由ですが、純粋な仏教布教が目的ではなく、韓国を日本に同化させようとした日本政府の意向をそのまま反映したものと言われています。
その後、朝鮮総督府は日本の仏教を普及するため、1911年6月3日付で寺刹令も発布しています。
寺刹令を契機に、日本の仏教界は全土に別院・出張所・布教所などを設立しました。
錦江禅寺が建立される前、群山には本願寺、群山寺、安国寺がすでにありました。錦江禅寺を創建した内田仏観は布教を始めた1909年当時、すでに77歳の高齢で、群山地域を布教活動している途中、群山の一条通りにあった家屋を借り、布教所を開設しました。1913年7月に現在の場所に移り、現在の東国寺の建物を新たに建立しました。
東国寺の意義
東国寺は日帝強占期に建立された寺です。日帝強占期に建てられ現在まで残っている日本式の寺はすべて壊され、唯一残っているのが東国寺です。特に、東国寺大雄殿は2003年登録文化財に指定されました。
13.8 Km 8730 2021-05-17
全羅北道 群山市 内港2キル32
「鎮浦海洋(ジンポヘヤン)テーマ公園」は高麗時代末の崔茂宣将軍が艦砲を作って日本軍の船を500隻以上撃退した鎮浦対戦を記念するため、2008年にオープンした海洋公園です。港湾のある広い海を背景に、現在は使われていない軍隊の装備13種類16台をみることができます。ベトナム戦争などに導入されたウィボンハム(軍艦)をはじめとして海軍艦艇、装甲車、自走砲、戦闘機など国を守るために最前線で活躍していた陸・海・空軍の装備が展示されています。軍装備の内部に入って実際に施設を見ることができます。ウィボンハムの内部には鎮浦対戦の模型と当時使われていた武器、崔茂宣将軍が作った火砲の話や軍艦兵営の生活体験などを展示した展示館があります。
13.8 Km 1219 2021-04-23
全羅北道 益山市 益山大路 153
益山駅は1915年1月1日、裡里駅という名前で営業をスタートし、1977年11月11日、裡里駅の爆破事故で大きく損傷しました。1978年、壊れた駅を新築で建て替え、1995年、益山駅へと改称し、現在に至ります。
13.9 Km 133936 2021-08-11
全羅北道 群山市 中央路 177
全羅北道(チョルラプクド)群山市(クンサンシ)中央路(チュンアンノ)にある李盛堂(イソンダン)は大韓民国でいまなお残る最古の老舗製パン店です。李盛堂を代表するパンはアンパンと野菜パン。毎日決まった時刻に焼きたてのパンが店頭に並びます。アンパンと野菜パンを買い求める客で別途行列ができるほど人気があり、行列が長くなると購入できるパンの個数制限が行われることもあります。この人気のパン以外にも、サンドイッチやミルクシェイクなども人気を博しています。
14.0 Km 21 2022-04-28
全羅北道 群山市 具瑩6キル 54-1
+82-10-8644-7515
群山近代文化歴史通りに位置するヒノキジャムゲストハウスは、2階建ての日本伝統の木造家屋に設けられた宿だ。近代文化の歴史と韓国で日本の趣が感じられるという点で、独特な魅力を放つ。近代文化歴史通りにあるので、徒歩旅行者が主に利用し、宿泊費もお手頃なので高いコスパまで揃えている。 ヒノキジャムには個室7つが用意されている。客室ごとに構造が少しずつ異なるので、予約前に入念な確認が必要だ。お花さま部屋とサランバンは2人用で、お月さま部屋は3人用の客室だ。全部オンドル部屋だが、お花さま部屋のみバストイレが外部にある。サランバンとお月さま部屋は客室の中にバストイレが付いている。雲部屋とお星さま部屋、2階の空部屋は4人用の客室だ。最も大きいお日さま部屋は、4人から最大8人まで泊まることができる。4人以上の客室には部屋によってベッドが置かれていて、バストイレは中に付いている構造だ。お日さま部屋を除いて、他の部屋は全部利用人数による料金になっている。朝はトーストに飲み物を添えた簡単な朝食も提供される。 徒歩で行ける距離に群山近代歴史博物館と鎮浦海洋テーマ公園、東国寺、日帝強占期群山歴史館、テディベアミュージアムなどがある。近代文化歴史通りには韓国で最も古いパン屋「イソンダン」とちゃんぽん特化通りなどのグルメも多い。
14.0 Km 14 2020-12-14
全羅北道群山市クヨン3ギル21-2
+82-10-9548-3383
全羅北道群山の近代文化遺産通りの中心にあるゲストハウス月は、我が家のようにリラックスできるところである。古い住宅を改造した月の客室はパステルトーンの壁紙と感覚的な小物で飾られ、寝具を毎日殺菌洗濯して快適な環境を提供する。客室は一人旅からカップル、家族、団体(最大5名)まで利用できるように多様なタイプで構成されている。ソファーベッド、TV、冷蔵庫、アメニティーグッズ、バスルームのある星と月客室はカップルや家族連れに適した部屋である。よりプライベートな空間を求めるなら、個別テラスのある月客室が最適。花と木客室はドミトリーで、2段ベットが2つあって、最大4名まで利用できる。旅行者に配慮し、桐のベッドにはコンセントと睡眠ランプ、パーテーションを設置した。ゲストハウスで運営する1階のカフェと屋上にある見晴らしの良いテラスで余裕のある時間を過ごすこともできる。午前にはカフェでサンドイッチ、果物、コーヒーなどを無料で提供する。簡単な食べ物を温めて食べることができるように2階には流し台、共用冷蔵庫、電子レンジが使えるコミュニティルームがある。国家登録文化財第183号の群山新興洞日本式家屋(広津家屋)、東国寺、チョウォン写真館、テディベアミュージアムなどまで歩いて2~3分かかるなど、徒歩旅行にも最適なロケーションを誇る。
14.1 Km 3025 2022-09-13
全羅北道 群山市 海望路 230
悲しい歴史、近代美術品を抱く
1890年仁川に初めて門を開いた、長崎地盤の地銀・第十八銀行群山支店だったところです。
日帝の米穀搬出、土地を買収する目的で設立された金融機関で、建物は日帝強占期初期の建造物の特徴をよく表しています。植民地から解放された1945年の光復以降は、大韓通運の支店として使われ、2008年2月、登録文化財に指定されたことにより、補修・復元を行い、現在は現代美術館として使われています。
14.1 Km 8540 2022-12-29
チョンラブク道クンサン市クヨン1ギル17
群山(クンサン)新興洞(シヌンドン)日本式家屋(広津家屋)は2005年に登録文化財に指定されました。広津家屋がある新興洞一帯は日帝強占期に群山市内の富裕層居住地域で反物屋を経営していた広津が建てた住宅で(旧)湖南製粉の李龍九社長名義で今日まで韓国製粉の所有になっています。映画『将軍の息子』、『風のファイター』など、数多くの韓国映画がこの住宅で撮影されました。木造2階建ての住宅で、柱と建物の概観、内部、日本庭園など建築当時の姿を維持しており、建築史跡として大きな意義を持っています。
14.1 Km 0 2023-01-19
チョンラブク道クンサン市クヨン2ギル12-1
群山(クンサン)チョウォン写真館は、ハン・ソッキュ、シム・ウナ主演映画『8月のクリスマス』のロケ地として広く知られています。この映画は、父と二人で暮らし、余命宣告を受けた写真屋さんのジョンウォン(ハン・ソッキュ)と駐車違反取締員のキム・タリム(シム・ウナ)が出会って織り成す切ない愛の物語を描いています。映画のほとんどは、群山市(クンサンシ)月明洞(ウォルミョンドン)にあるチョウォン写真館で撮影されました。当初、映画の製作チームは、セット撮影をしない方針で全国の写真館を回っていましたが、なかなか良い場所が見つかりませんでした。そんな夏のある日、少し休んでいこうと入ったカフェの窓の外に木の影が落ちたガレージを発見し、所有者の許可を取って写真館に改造しました。「チョウォン写真館」という名は、主演俳優のハン・ソッキュが名付けたものですが、彼が幼い頃住んでいた町の写真館の名前だそうです。撮影が終わった後、チョウォン写真館は、所有者との約束通り一旦撤去されましたが、群山市が復元し、群山を訪れる人のために無料で公開しています。チョウォン写真館には、映画に登場したカメラや扇風機、アルバムなどがそのまま展示されており、観光客が撮った写真をメールで送信するサービスも提供しています。