3.9Km 2024-12-27
ソウル特別市チョンノ区チョンノ288
漢陽都城(ハニャントソン=旧・ソウル城郭)は、古の時代、重要な国の施設が集中していた首都・漢城府(ハンソンブ)を守るため、都の周囲を囲むように築かれた城郭・都城(トソン)です。興仁之門(フンインジムン)は、その城郭にある8つの城門の中で東側にあります。興仁之門は、通称・東大門(トンデムン)とも呼ばれており、朝鮮時代初期の1396年の漢陽都城築城の際に同時に建立され、1453年に重修されましたが、現存する興仁之門は1869年に大々的に改築されたものです。
興仁之門は前面5間・側面2間の規模を誇る2階建て構造の建物で、屋根は正面から見ると、台形の寄棟造りの屋根となっています。屋根の軒を支えるため装飾し作られた木組・栱包(コンポ)が、柱の上部を始め、柱と柱の間にもある多包様式となっており、その形態は繊細で過度に装飾された部分が多く、朝鮮時代後期の建築様式の特徴を色濃く表しています。また、興仁之門の前面には、城門への直接的な攻撃を避け、城門の守りを強固にするため、半円形の城壁・甕城(ウンソン)を設けており、敵を討つ上で合理的かつ綿密に計画された構えといえます。興仁之門は都城の8つの城門の中で唯一、この甕城の構造を持つ城門で、朝鮮時代後期の建築様式を反映した造りとなっています。
出典:国家遺産庁
3.9Km 2023-08-28
ソウル特別市チョンノ区チョンノ157
「宗廟(チョンミョ)」は朝鮮時代の歴代君主の位牌を奉り祭祀を行う場所です。1394年、太祖(1335-1408)・李成桂が朝鮮王朝の建国とともに、新たな都、漢陽に景福宮と同時に建てた建築物で、その伝統的な荘厳な儀式である祭礼や祭礼楽など、長い伝統と慣習がそのまま保存され、世界文化遺産に登録されています。
宗廟正門を入ると三本の道があり、少し高い真ん中の道は亡くなった王の道、東側は王、西は王世子のための道となっています。真ん中の道は正殿に続き、両側の道は斎戒沐浴して祭祀の準備をする部屋へとつながっています。心と体を清めた後、王と世子は典祀庁へ移動します。典祀庁は祭祀を行う食事を準備する場所で、庭を中央に建物をロの字型に配置してあります。
また宗廟の中心である正殿は歴代君主の位牌を奉って祭祀を行う空間です。王に対して祭祀を行うのは中国から伝わったものですが、現在までその伝統を維持しているのはここだけです。正殿には19の部屋があり、各部屋には各王を奉ってあります。正殿の塀の中には君主に誠実に仕えた臣下たちを奉った功臣殿があります。
宗廟祭礼楽は、器楽や歌、踊りで構成されている祭礼楽ですが、500年前の旋律を今日まで伝え、現在世界で最も古い儀礼文化となっており、毎年5月の第1日曜日(変更の場合もあります)にその行事を見ることができます。
3.9Km 2022-07-05
ソウル特別市チョンノ区インサドンギル19-11
+82-2-735-6678
韓国の代表的な伝統文化街である仁寺洞(インサドン)に位置する「アルムダウン茶博物館」は茶文化を広めるためにつくられた複合茶文化空間です。お茶に関連した道具・遺物を保有・展示している博物館と、若い陶磁器作家の作品に出会えるギャラリーで構成されています。また、韓国、中国、日本、台湾、スリランカ、インド、英国など、約110種のさまざまなお茶を保有している「ティーショップ」と、緑茶、プーアル茶、紅茶、花茶など、多彩な伝統茶が味わえるティーカフェ「ティーストーリー」を運営しています。
3.9Km 2021-11-12
ソウル特別市 江南区 島山大路45キル18-2
「Buona Sera(ボナセーラ)」は正統派イタリアンレストランで、イタリアの文化やファッション、芸術、音楽などに出合える新しい概念のウェルビーイングレストランです。イタリア現地最高の料理やレストラン、ブランドコンサルティング専門家によって誕生したBuona Seraには、韓国最高のイタリア料理専門家が揃っており、本場のイタリア料理を味わうことができます。
4.0Km 2023-12-29
ソウル特別市チョンノ区インサ洞一帯
仁寺洞(インサドン)文化の通りは、画廊や韓定食屋、伝統茶屋のほか、通りの真ん中には露天商が並んでおり、外国人旅行者はもちろん国内旅行者も訪れる観光スポットです。ほとんどの店の看板がハングルで書かれているのがこの通りの特徴で、韓国の特性とハングルの価値に触れることができます。また平日の夕方や週末に行けば路上パフォーマンスも楽しめます。