江景チョッカル市場(강경젓갈시장)

説明

1930年代、最も賑わいを見せた江景(カンギョン)は、地理的にも内陸の奥まった場所に位置し、陸と海を結ぶ交通の要所として、さまざまな海産物の取引が行われていた街で、韓国全国各地から江景のチョッカル(塩辛)を買い求めに多くの人がやってきました。現在でも韓国全国最大のチョッカルの市場として知られ、さまざまな種類の塩辛を手軽な値段で購入できます。
チョッカルは、魚介類の魚肉や内臓に塩を加え、自然発酵・熟成させることで、無機質、タンパク質、魚脂肪分、アミノ酸などを含む塩辛となります。アミの塩辛やイワシの塩辛が全体の生産量の七割以上を占め、イカナゴを発酵させ作った液体状の塩辛(カナリエクチョ)、貝の塩辛(チョゲチョ)、イシモチの塩辛(ファンソゴチョ)などさまざまな種類の塩辛があり、中でも江景の塩辛は伝統の製法で作られるのが特徴となっています。
江景の塩辛は、栄養分が豊富で、十二分に熟成発酵した深い味わいが特徴で、キムチなどを作る際に加えたり天然調味料として広く使われており、消化吸収もよく、栄養価も高い食品です。
江景では在来式の土窟で熟成発酵させる方式ではなく、現代化された科学的な方法でおよそ摂氏10度から15度を保つことができる低温倉庫内で発酵させる方式を導入しています。発酵熟成期間は大部分が3ヶ月ほどとなっています。この発酵熟成期間は、先人たちが地面の下に甕を埋めたり涼しいところで発酵させたりして100日間発酵させ作った百日酒(ペギルジュ)の製法から見れば、低温で100日間発酵熟成させるということは科学的な意味があります。


お問い合わせ

+82-41-745-1985


ホームページ

https://www.nonsan.go.kr/tour/html/sub04/040505.html


ご利用案内

お問い合わせおよびご案内 : +82-41-745-1985

営業時間 : 8:00~20:00

販売品目 : 塩辛(エビ、イシモチ、イワシ、イワシの塩辛汁)


位置

忠清南道 論山市 江景邑 玉女峰路27番キル30-3