17.8Km 2024-02-05
キョンサンナム道キムヘ市カヤロ405ボナンギル210-162
盆山城(プンサンソン)は洛東江下流の広い平野を一望できる盆山の頂上に周囲約900メートルにわたって石で積み上げられた山城です。初めて築城された年代は定かではありませんが、三国時代と推定されています。
山頂にある平坦な地形を囲んでその周囲に南北に長い楕円形を成した城壁で、垂直に近い石壁は高さ約3~4メートルで崩れた部分が少なくありません。ここに建てられた「靖國君朴公葳築城事蹟碑」によると、この山城は朝鮮初期に朴葳(パク・ウィ)が古山城に基づいて修築した後、壬辰倭乱時に崩れたものを1871年(高宗8年)に再度修理したということです。
金海(キムヘ)市内、金海平野と洛東江(ナクトンガン)、そして南海を一目で見渡せる盆山(プンサン)の頂上部に帯を締めるような形で石を積んだ山城で、現在は市内側の傾斜面に900メートル程度の城壁が残り、城内には南北に2つの門址と西側の暗門、井戸跡などいくつかの建築跡もみかけられます。城郭の総延長は929メートル、幅は平均約8メートルです。 山城の中には海恩寺(ヘウンサ)があります。
盆山城の別名、万丈台(萬丈臺)
金海市民たちには「万丈台(マンジャンデ)」という名称がより親しみがありますが、それは朝鮮時代に大院君が倭を退ける前進基地として「万丈もある高い台」という名前をさずけたことがその起源となっています。1999年に復元された烽燧台の裏側にある岩には、万丈台と書いた大院君の親筆が刻み込まれています。
17.8Km 2024-10-28
キョンサンナム道キムヘ市カヤテーマギル161
憩いの場であるとともに多様な文化に接することのできる複合文化スペース。韓国民族の輝かしい遺産である伽倻(カヤ)の歴史を、遊び・体験・展示を通して、見て・聞いて・触って学ぶことのできる、エデュテインメント(Education+Entertainment)体験型テーマパークです。
18.0Km 2024-09-23
釜山広域市 沙下区 洛東南路1240
洛東江河口の乙淑島と釜山広域市江西区鳴旨洞一帯は、以前、東洋最大の渡り鳥飛来地(天然記念物、1966年指定)でした。しかし、東江河口堰ダムの完成と無分別な葦畑の破壊により、ここを訪れる 渡り鳥の数は大きく減りました。それでも毎年冬になると白鳥類や カモ類などがやってきており、冬の渡り鳥渡来地としての命脈を保っています。以前に比べ周辺環境は悪くなりはしたものの、洛東江の堆積物が一ヶ所に集まり、鳥のえさは豊富で白鳥・マガモ・シギ・鵜などの水禽が主に飛来します。なかでも特に白鳥が多く、時にはワシ・オジロワシのような猛禽類も見ることができます。
「乙淑島渡り鳥公園(ウルスクトチョルセゴンウォン)」は渡り鳥を保護し、湿地をはじめとする生態を保全するために3地区(教育・利用地区、緩衝地区、核心保全地区)に分けて洛東江とエコセンターで管理しています。渡り鳥保護のために湿地保護地域内への立ち入りを禁止するとともに渡り鳥の生息に支障をきたす行為は禁止しており、街灯は渡り鳥の睡眠や移動に影響を与えるため一斉消灯しています。
教育・利用地区:開放空間(ピクニック広場、駐車場)、制限空間(野外学習場、埋め立て復元地、水路)
緩衝地区:湿地造成区間(人工渡り鳥生息地)、生態案内プログラム運営区間
核心保全地区:湿地造成区間(人工渡り鳥生息地)、研究・調査・管理目的以外の立ち入り制限区間
18.1Km 2024-04-26
キョンサンナム道キムヘ市キムヘデロ2342 アイスクエアモール西館
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18.1Km 2024-04-26
キョンサンナム道キムヘ市キムヘデロ2342(プウォン洞)
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18.2Km 2024-03-13
プサン広域市サハ区チャンニムロ93ボンギル72
長林浦(チャンニムポグ)は、SNSを通じて近年人気急上昇中の釜山(プサン)のホットプレイス。長林の入り江に沿って立ち並ぶカラフルな建物や水辺に停泊している船がベネチアのムラーノ島の風景に似ていることから釜山のベネチア「プネチア」という愛称で呼ばれています。夕陽が美しく、多大浦(タデポ)海水浴場へ向かう途中にあるため、近くの峨嵋山(アミサン)展望台、多大浦夢の夕日噴水などと一緒に観光でき、釜山の新たな避暑地として急浮上している観光スポットです。
18.2Km 2025-04-18
キョンサンナム道キムヘ市カヤテーマギル254
*天体と宇宙についての不思議を解決してくれる金海天文台*
金海(キメ)天文台は1998年12月、ミレニアム記念事業の一環として、天体と宇宙についての一般の人々の疑問を解消し、将来を担う青少年に夢と希望を与え、人々に浪漫と思い出を分かち合ってもらう目的で事業を推進、2002年2月1日に開館しました。
金海天文台は敷地面積およそ6,600平方メートル、建築面積約1,520平方メートルを誇る2階建ての建物です。天文台の外観は、卵から産まれた駕洛(カラク)国の始祖・首露王(スロワン)をモチーフに楕円形に作られています。
施設は大きく展示棟・観測棟・講義棟に分かれています。
展示棟には天体投影室(プラネタリウム)や展示室があります。天体投影室には直径8メートルの半円形のスクリーンに夜空の星を再現する投射機・天体投影機があります。ここでは季節毎の星座、太陽系の探査など宇宙を理解する上で参考になる教育映像が上映されています。直径20メートルの丸い鉄製の構造物が印象的な展示室には韓国の天文観測の歴史を立体映像で紹介するマジックビジョン、太陽系のそれぞれの惑星で自分の体重を計測することができる重力試験装置をはじめ、10に及ぶ天体教育展示施設があります。観測棟には天体望遠鏡を使って、訪れた人々が自らの目で星を見ることができる施設があります。メインの望遠鏡である大型屈折望遠鏡・反射望遠鏡をはじめ、4つの小さな望遠鏡も設置されています。
* 金海展望台と金首露王の伝説 *
金海天文台の外観を卵に似せたのは、紀元前に金海の地にあったとされる駕洛国の始祖・金首露王(キムスロワン)が卵から産まれたことに由来しています。首露王の王妃・許黄玉(ホ・ファンオク)が船に乗って海の向こうから駕洛国にやってきたことから、星を観測しながら航海をしてきたのではないかと推測されています。
駕洛国の王子が進礼土城の上の一番高いところに夜空の星を見るために瞻星台(チョムソンデ)を築いたという歴史的事実がいまに伝えられており、いまでもこの場所は星を見るところという意味で「ピビダン」と呼ばれています。このようなさまざまな歴史的事実があることから、金海を中心に形成された古代国家・伽倻(カヤ)は星ととても深い関係にあったと思われます。天文台がある盆城山(プンソンサン)の頂上に上ると金海市内の前傾が一望でき、夜は金海市内の美しい夜景を望むことができます。